Daily Oregraph: 古い写真から-北埠頭直線部
天気が悪い。朝のうちに投票はすませたが、とても写真を撮るような気分にはなれなかったので、またしても古い写真から。これは1975年の3月に撮影したものである。
今では想像もつかないと思うが、かつては北埠頭直線部で石油の揚荷をしていた。この付近にあったいくつかの油槽所は、その後西港石油基地へ引っ越したのである。今もこの岸壁でつづけられているのは、セメント船の荷役くらいのものだろう。
北埠頭直線部などといってもピンとこないかもしれないが、かつて(西港に移転するまで)近海郵船のフェリーターミナルのあった場所だといえば、ご記憶の方もおいでだろうと思う。
それでもわからんとおっしゃる方のために地図を用意した(2008/2009 釧路港要覧より)。
赤い矢印と直線で示したのが「直線部」である。この地図はなぜか南北が逆転しているので、上が真南を指すことにご注意あれ。
1970年代にはほとんど港を撮ったことがない。今にして思えば、もっと撮っておくべきであった。
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