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September 06, 2017

Daily Oregraph: トイレの話

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 Below な話で申し訳ないけれど、別にふざけているわけではない。ある意味では大事な情報である。

 尿意を催したので、「トイレットはどこ?」と近くにいた船員に質問したら、首をひねっている。まさか、とお思いになるかもしれないが、まれにあることだ。

 ぼくもだてに年を取っちゃいないから(笑)「尿、尿」といい直したら、たちまち了解してトイレに案内してくれた。過去の経験からいって、「尿」は中国人に一発で通じる。ネコになったつもりで「ニャオ、ニャオ」といえばいいのである。病院で採尿するよう伝えたいときもこれにかぎる。学のあるところをみせて(?) urine などといってもまず通じないだろう。

 トイレをのぞいて、あ、やっぱり、と思った。大型船は別だが、小型船ではこの種のトイレがめずらしくない。本船のトイレでは便器はひとつだが、中途半端な間仕切りで便器が複数並んでいるものもある。仕切りごとの戸はなく、どれもむき出しである。

 放尿はともかく、日本人がここで大便をするにはかなり度胸がいる。しかしプライバシーの観念がどうのと、非難したり笑ったりするのは大まちがいだ。結局は習慣の問題にすぎないからである。

 なにごとも勉強、トイレだってバカにしちゃいけない。

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Comments

 確かにBelowな話ですね。
 習慣の違いというのはまさにその通りで、30年程前に中国に旅行した方から『ハーフサイズの仕切(笑)』の事を伺ったことがあります。また知人が米軍キャンプに行った時は、いくつも穴の開いたベンチが2列あって、対岸の方と目が合ったと言ってました。
 アフリカに何度も行っている大学の先生は、葭簀のような仕切に溝が切ってあるだけだと言ってましたね。
 すぐに乾燥してカチカチになるから匂いもしないのだと(笑)

Posted by: Nori | September 06, 2017 at 18:21

トイレって言えば一つ思い出がありましてね・・・
とある若い女性・・・まだ15歳・・・に声を掛けられまして

「あの~お手洗いはどちらになりますでしょうか?」ってね。

それが10歳の頃に、内蒙古の方からやってきたばかりで日本語を覚え始めて5年しかたっていない子だってから驚きです。

長いこと15,6歳の子の相手をする商売をしておりますが、生まれてから日本から出たことのないような連中ばかりのはずなのに、たいがいは「トイレ何処~?」「トイレ?」なんてのが平均で少しマシなので「トイレ何処ですか?」ってな感じばかりだったので、本当に日本人らしいのはどっち?なんて思ったものでした。

一部の「日本すごい、すごい」の連中に聞かせてやりたい、それはそれは美しい日本語でした。

Posted by: 三友亭主人 | September 06, 2017 at 22:59

>Noriさん

 現在の日本国はたぶん世界一(銀河系一?)きれいなトイレを誇っていますが、ちょっと以前は、田舎の公衆トイレなどは目が回るほどすてきなものでした(笑)。

 この船の場合、一応掃除はしてあるし、水洗レバーも完備、まずは合格なのですが、お尻丸見えというところが……

 しかし子どもの頃からこれが当り前だと思っていれば、別に抵抗はないでしょう。それに……必要に迫られれば、ぼくだってここで大便をしちゃいます。

 郷に入っては郷に従え、ということですね。

Posted by: 薄氷堂 | September 07, 2017 at 08:51

>三友亭さん

 一昔前の英会話指南書には "Where can I have a wash?" などという表現が載っていました。まさに「お手洗いはどこ?」に相当する婉曲表現だと思いますが、これにはひとつ問題があります。

 ぼくはこれを使って、トイレではなく独立した洗面台に案内されたことがあります(笑)。それ以来「トイレットはどこ?」派に転向しました。

 いずれ日本から「お手洗い」という表現が消滅する日が来るかも知れませんね。お上品であることは、かくもむずかしい?

Posted by: 薄氷堂 | September 07, 2017 at 09:00

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