Daily Oregraph: 港町の秋空
事務所に顔を出した帰りに、港町岸壁に立ち寄った。
ギャアギャアというすさまじい声が降ってきたので、さわやかな秋空を見上げればカモメの群れ。やかましい連中である。鴨の声ほのかに白し、などという風情はない。
そんな悪口をいったけれど、液状の爆弾をお見舞いされなかったのは幸いであった。
時刻は16時37分。ほんとうに日が短くなった。
今日あたりは幣舞橋から夕日を撮る人が多かったんじゃないかと思う。日没は17時14分だから、あと30分ばかり待てばよさそうなものだが、ぼくは気が秋の日のように短いのでそんなことはしない。
たまたまカモメが来ればカモメを撮り、16時37分に太陽を見れば太陽を撮るという……ほとんど禅の境地である(笑)。
明日は早起きして十勝へ行く。しばらくは十勝港絵日記になるだろう。はたして被写体はみつかるだろうか?
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