Daily Oregraph: 裏庭画報 ユリ
上天気。最高気温は 26.1度であった。
もう雑草だらけで色気はあるまいと思ったが、意外にもユリが咲いていた。こいつにかぎらず、どんな花も時期が来るまでじっと身を潜め、いきなり姿を現わすのには驚く。
人間にはないしぶとさもあるし、爆発的エネルギーを秘めているのだから、「植物的」という形容は使い方を改めたほうがいいのではないかと思う。
八月に入ってから成長が遅れていた水菜は、ここしばらく好天がつづいたおかげで、ぐんぐん伸びて、今日は豊作であった。
水菜が生長した姿は壮観である。面倒だから間引きをしていないせいか、びっしりと地面を覆って伸びた葉は、まるでふさふさした髪のように見える。そいつがトップヘビーになって、風向きによって一方に傾くのである。
コマツナに比べると、なぜか虫食いも少ないので、来年からはこいつを菜っ葉の主力にしようと考えている。
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