Daily Oregraph: 夏、ミヤマニガウリ
上天気になった。最高気温23.5度、湿度61%。爽快である。そこで春採湖畔へミヤマニガウリ見物に出かけた。
まずは花。花径 5 mm 前後。なんにでもからみつく無法者にしては、ごく小さなかわいらしい花である。
当然のことながら、花の元気がいいうちは実はごく小さく、赤ん坊のオチンチンを思わせる。
やがてだんだん実は大きくなり、
しまいにはこんなになるのだから驚く。
時期が来ると外皮がはじけて、中から種が出てくるけれど、いいタイミングで写真を撮るのは案外むずかしい。ぼくは過去に一度撮影しただけである。
このおもしろい植物は春採湖畔にだけ見られるものだと思っていたら、先日相生坂下で一株だけ確認できた。ピンぼけ写真で申し訳ないけれど、証拠写真がこちら(7月17日撮影)。
どうしてここに? と不思議でならないのだが、市内をまめに探せば、ほかにもまだみつかる可能性はある。
とにかく飽きない植物である。同好の士は現れないものだろうか? 小学生諸君、夏休みの自由研究はミヤマニガウリで決まりだぞ(笑)。
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