Daily Oregraph: 路傍の花
たまには道ばたに咲いている花を取り上げようという趣向。
臨港鉄道の線路脇に咲く、小さな黄色い花。以前から気にはなっていたのだが、はたして正体は?
手元の図鑑を調べてみると、ツルキジムシロ(バラ科)のようだが自信はない。似たような花が多いと、図鑑を見ても迷うことが多いのである(個体差もあるし、写真の出来にもムラがあるから、植物によっては、写真図鑑がいつも頼りになるとはかぎらない)。
これはあちこちで見かける、一種の雑草みたいなものだが、ワスレナグサ(ムラサキ科)かエゾムラサキかノハラムラサキかは、ぱっと見ではわからない。同定するには現物を採集して確認する必要がありそうだ。
これもやたら多くみかける花である。たぶんミミナグサ(ナデシコ科)の仲間だろうと思うが、これまたなんとかミミナグサというのがいくつかあるから、採集してチェックする必要がありそうだ。
いつもいうことだが、外国語の単語の場合は、「私はこういうものです」という看板をぶら下げているけれど、植物や昆虫などは名を名乗らない。だから調べるのにずいぶん手間がかかるのである。
うっかり手を出すと時間がかかってしょうがないから、どうしようか迷いつづけて、結局標本を採集せずにいるのである。まあいいや、来年にしよう(笑)。
Comments
花の名前は難しいですよね。
私なんかさっぱりで、きれいだなあと思っても、ブログにどう書いたらいいか迷ってしまってボツにすることが多いです。
Posted by: 三友亭主人 | June 18, 2017 08:15
>三友亭さん
> ボツにすることが多いです。
ネタがなくなると、ボツにする余裕もなくなります(笑)。
Posted by: 薄氷堂 | June 18, 2017 13:33