Daily Oregraph: 裏庭画報 ミズナ収穫
ミズナ(京水菜)が約22~23センチになったので初収穫。お店で売っているのは、この倍近く成長したものだが、むしろこれくらいのほうがうまいと思う。
さっそく晩飯の鍋に入れて味わった。といっても、味らしきものはないけれど……(笑)
コマツナもそろそろ食べられそうだ。虫食いの穴はご愛敬。
昨日は一日中雨だったけれど、野菜は一雨ごとにぐんと成長するように思う。確実に大きくなる野菜は、ゼロ金利時代にはまことにありがたい存在である。
ギョウジャニンニクは、うしろに見える大きなツボミが開くと、小さなツボミが放射状に広がる。すごく美しいというほどではないが、開花するのが楽しみである。
こいつは山菜として人気が高いけれど、わが家では花を観賞するだけで食べない。個人的にはちょっとクセが強すぎると思うのである。
さて以下はおまけ。
前回の記事で取り上げた「海岸保」だが、うかつにも石標の裏側を確認していなかった。「北海道」と彫ってあるから、軍部でも地理院でもなく、これは道庁の管轄らしい。
海岸保=海岸堡=上陸拠点説はますます分が悪くなってきたけれど、ではいったいなんなのだろうか? 生きているうちにはわかるかしら(笑)。
キタキツネは近所でもときどきみかけるから、ちっとも珍しくはない。しかし二匹いっしょのところは初めてお目にかかった。
親子か夫婦かは知らないが、どう見てもしょぼくれている。伏見稲荷の正一位おキツネ様のような貫禄がまるでないのである。ブラキストン線以北のキツネは身分が低いのであろうか。
Comments
キタキツネですか・・・
大和では狸は見かけるのですが、キツネはあまり・・・
まあ、神社の前でおみかけするぐらいですからねえ。
私もお稲荷さん以外で狐を見かけたのは、かなり以前北海道に行ったとき、美幌峠を越えるときに道端でみたものですから・・・これもキタキツネということになりますね。
Posted by: 三友亭主人 | June 10, 2017 07:11
薄氷堂さん、こんにちは!
水菜、良い感じで収穫できましたね。
仰るように、大きくなりすぎないほうが私も好きです。
菊菜(春菊)も、茎がしっかり形成されるまで生長させたものより、
もっと早めに収穫したものの方がうまいと感じています。
Posted by: 只野乙山 | June 10, 2017 08:47
>三友亭さん
どうもキツネというやつはコソコソした感じがするので、見ていてはがゆくなります。よくいわれるような狡猾で人をだますという印象はありませんね。
きれいなおねえさんに化けてだましてくれるのなら歓迎なんですけど(笑)。
一方のタヌキなんですけど、見るからに薄汚くて臭さそうです。昔話では狸汁なんてのが出てきますが、ほんとに食べられるんでしょうか?
Posted by: 薄氷堂 | June 10, 2017 11:33
>只野乙山さん
そうなんですよ。大きくなりすぎると茎も固くなるし、みずみずしさが幾分失われるように思います。
コマツナも二十数センチになれば食べごろじゃないでしょうか(というわけで本日少し収穫しましたが)。
なんにせよ、自分で作ったものを自分で食べるというのは気分のいいものです。
Posted by: 薄氷堂 | June 10, 2017 11:38