« Daily Oregraph: 精進といふこと | Main | Daily Oregraph: 小樽散歩 (1) 市場縦断 »

June 24, 2017

Daily Oregraph: 地獄にも極楽はあり登別

170620_01
 6月20日。登別温泉を訪れるのはこれが二度目である。ここは多くの泉質を楽しめる有数の温泉地で、今の時期は道東よりもずっと山の緑が濃い。

 たいして見物したわけではないが、これもなにかの縁だろうから、写真をほんのいくつか。

170620_02 
 ぶらぶら歩いていたら神社があった。前回は気づかなかったので、神社マニアとしてはぜひ挨拶せねばなるまい。

170620_02b 
 社殿は比較的新しく見えるから、たぶん改築したのであろう。

170620_03 
 瀧川湯本翁命(たきがわのゆもとおきなのみこと)とは、この地の基礎を築いた滝本金藏翁のことらしい。ご祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)だが、立派な人物として尊敬された滝本翁も、とうとう神様として一緒に祀られるようになったのだろう。あなかしこ。

 ぼくみたいに毎晩酒をくらっている酔っ払いはもちろん、どこぞの徳のない首相なども永遠に神様として祀られることはあるまい。

170620_04 
 境内の一隅にはたいへんコンパクトな三吉神社の祠がある。ちょっとゲゲゲの鬼太郎の妖怪ポスト風味があっておもしろい。

170620_05 
 この温泉のシンボルは鬼である。地獄谷からの連想なのだろう。あちこちに鬼が立っている。

 こちらの公園にも鬼が数体あって、写真の鬼は学業成就を担当しているからパチリ。この子鬼にでかい鉄棒が持てるものかどうかは疑問だけれど……頼んまっせ、学業成就。

170620_06 
 登別温泉にあるのは地獄だけではない。温泉街の人々はちゃんと極楽通りを用意して、救いなき末世に一筋の光明を点じていた。このバランス感覚がすばらしい。

 前回訪れたときは友人たちに地獄谷や温泉の湧く川原へ案内してもらったのだが、今回はパス。温泉につかって宴会で酔っ払うだけというていたらくであったが、のんびりできたから、まずは極楽、極楽。

|

« Daily Oregraph: 精進といふこと | Main | Daily Oregraph: 小樽散歩 (1) 市場縦断 »

Comments

登別は何回か行ったことがあるんですよ。
かなり前のことになるんですが、そんなころでも旧い温泉街の雰囲気を残していた記憶があるんですが、今はどうなんでしょうかね・・・?

結構お気に入りの温泉なんですが・・・

Posted by: 三友亭主人 | June 24, 2017 at 23:07

>三友亭さん

 派手さはないけれど、ごくふつうの温泉街で、「ひなびた」という感じはしませんでした。

 浴槽によってちがう泉質の温泉を楽しめるところはすばらしいと思います。万病に効果がありそうなので、湯治には最高かもしれません。ついでに学業成就も……(笑)

Posted by: 薄氷堂 | June 25, 2017 at 07:53

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« Daily Oregraph: 精進といふこと | Main | Daily Oregraph: 小樽散歩 (1) 市場縦断 »