Daily Oregraph: 裏庭画報 ひとり自然観察会
今日のエゾヤマザクラ。全体としてはほぼ枯木に近い。昨年は5月15日に満開だったから、今年はずいぶん開花が遅れている。
しばらく低温がつづいたし、昨日から天気が好転したわりには気温が上がらない。花見はもう少し先になりそうだ。
先日ギョウジャニンニクではないかと書いた葉っぱの群れは、やはりそうであった。このツボミには見覚えがあるからまちがいない。
グースベリの枝いまだ死なず。これは期待が持てそうだ。
ニリンソウは今花盛りだが、群れからずいぶん離れたところにまで進出していた。健闘を祈る。
去年からはびこってきたのがハコベ。雑草などという言い方をしてはいけないのだろうが、ちょっとのさばりすぎである。気の毒だが、いずれ始末せねばなるまい。
園芸植物に縁はないが、たぶんスイセンだろう。こいつはご近所から越境入学してきたのである。自然公園にはちょっと場ちがいだが、大目に見てやろう。
ピピピピピピッ! という甲高い鳴き声に驚いて見上げると、見なれない鳥が二羽。今日のレンズは135ミリ相当だから、鳥ミングしておいた。
それでも正体がわからないから、さらに拡大してみよう。
しかし手元に鳥類図鑑がないため、やはり正体はわからぬままである。無礼者め、名を名乗れ。
Comments
私の家の近辺でも、何やら美しい声で鳴いている鳥がいるのですが・・・
名前どころか、なかなかその姿さえも見せてくれず・・・
名前ぐらいは知りたいんですがねえ・・・
Posted by: 三友亭主人 | May 18, 2017 22:07
>三友亭さん
野鳥の仲間は、声はすれども姿は見えず、ということが多いですね。観察には年期が必要なのかもしれません。
鳥にせよ植物にせよ、名前がわからないというのは、どうも喉に小骨の刺さったような気分がするものです。大切な知識だから、小中学校あたりで教えてくれるといいのですが……
Posted by: 薄氷堂 | May 19, 2017 07:26
お久しぶりです。
いつも拝見しています。
その鳥はヒヨドリです。
本当は夏鳥のようですが、冬も津軽海峡を渡らず、釧路で頑張っています。
Posted by: K | May 19, 2017 17:56
>Kさん
どうもありがとうございます。これがヒヨドリですか。
名前だけは聞いていましたが、実物を見るのはこれが初めてのような気がします。
とても鋭い鳴き声でしたが、二羽とも鳴いているらしいので、敵を威嚇しているのでしょうか?
Posted by: 薄氷堂 | May 19, 2017 20:18
もしかしたら、威嚇していたのかもしれませんね。
このヒヨドリ、いつも賑やかに鳴いています。
薄氷堂さんのお散歩コースの線路沿いに、鉄人21号のような彩のイソヒヨドリという鳥もまれに目にします。
お散歩のときに現れるかもしれませんよ。
では。
Posted by: k | May 21, 2017 15:16
>kさん
えっ、鉄人ですか? トサカがあって目玉がギョロッとして鼻(くちばし?)が突き出ているのかなあ。
どんな鳥なのか想像もつきませんが(笑)、出会うのを楽しみにしています。
Posted by: 薄氷堂 | May 21, 2017 21:49