【新刊案内】 英単語帳はいかが?
しばらく多忙のため遅くなりましたが、英単語帳をアップロードしました。上は内容見本(?)です。
現在のところ、収録項目数は 10,034 にすぎないけれど、今後充実させていくつもりです。まだまだ不満な点も多く、少しずつ語義や例文にも手を入れて、ときどきアップデートする予定ですので、どうかごひいきに。
権威はまったくありませんけど、もしかしたら案外役に立つかもしれませんよ。一例を挙げますと、上の見本の最後にある "fur piece" などはいかがでしょうか。
フォークナーの『八月の光』の出だしに登場するのですが、まさか毛皮の襟巻きのことではありませんぞ(笑)。「思えば遠くへ来たもんだ」という歌の文句みたいな感じでしょうか。
ブログの左欄にある DOWNLOAD から選んでクリックし、ファイルを保存します。ZIPファイルを解凍して、単語帳本体、略号一覧、readme.txt を取り出してください。
なおご使用前には、必ず readme.txt をご一読くださいますようお願いいたします。
Comments
私なんて、中学校一年生から(いや最近は小学校から・・・?)英語をやり直さなければならない方ですから、この単語帳を使う前には、5~6年ぐらい勉強しなければなりませんなあ・・・
Posted by: 三友亭主人 | March 03, 2017 06:54
>三友亭さん
勉強せずに少しでも楽をして小説を読むための単語帳ですから、汚い言葉も多数収録。どうかお気楽に。
いまさら勉強なんてしたくはありませんよ(笑)。
まだまだ発音記号などに手を入れなくてはならず、すでに3月3日雛祭記念改訂版(?)をアップロードしました。
Posted by: 薄氷堂 | March 03, 2017 10:41
薄氷堂さん。気の遠くなるような作業だったことと思います。全く敬服いたします。
この数日、しばらく読ませていただいていましたが、殆ど使ったことがない言葉ばかりでした。古語はいざ知らず、口語は現代の米国の子供でも使っているものなのでしょうか。
この辞書を拝見しての感想は、英語は難しい。中学から勉強してきたことは、一体何だったのかということです。
確かにアメリカ人でも一生のうちに一度使うかどうかのものもあるのでしょうが。ううむ、還暦前の頭にはもう入りそうにありませんです。
とにかく読みものとして、楽しませていただきます。横に米国人がいると、確認しやすいのでしょうが。残念。
Posted by: トニー | March 06, 2017 23:02
>トニーさん
こんなおもしろくないものをお読みになるとはご奇特なことです(笑)。
結局辞書を引きまくったというだけの話ですから、たいして芸はないんですけど、例文には多少値打ちがあるかもしれません。
英語も日本語もどこの国の言語も、みな奥が深いですよ。やればやるほど無知を思い知らされます。スピードラーニングなんてありえませんね。
なお特に最初のうちは手直しが必要なので、頻繁にアップデートすることになります。現在最新バージョンは3月7日版です。
Posted by: 薄氷堂 | March 07, 2017 23:15