Daily Oregraph: 十三ごちそうの夜
本日午後帰釧し、写真の整理に取りかかった。
写真は昨日の夕食。友人とともにやって来た阪急十三駅近くの焼肉屋さんである。ここは二度目。知る人ぞ知る名店らしく、狭い店内は常連客でほぼ一杯だったけれど、残念ながら3月31日をもって閉店し、別の土地で商売をされるらしい。
肉のうまさはいうまでもないが、大将やほかの客と交わす会話もまたごちそうである。この日はぼくの右隣のおっちゃんが真打ち(?)で、吉本の芸人よりも話がおもろく、ぼくらは笑いっ放しであった。
おっちゃんにかかってはアベ首相などケチョンケチョンなのだが、大阪弁の徳というべきだろうか、あまり毒を感じないから不思議である。こういうおっちゃんに国会で論戦してもらいたいものだ(笑)と思った。
食事後は友人の部屋で夜中過ぎまでウィスキーを飲む。千葉産の落花生を囓りながらマイルス・デイヴィスのLPを聴きつつ、高尚なんだか猥雑なんだかわからない無駄話が延々とつづいた。それもまたごちそう。
さてぼくの腕前ではごちそうとはほど遠いけれど、このたび撮りためた写真を、明日以降ぼちぼちとお見せしたい。
Comments
十三は今でも活気があるのでしょうね。昔、西中島南方でサラリーマンをしていた頃、分けあって十三駅前の喫茶店の2階でお見合いをしたことがあります。大阪はトータル9年住んでいました。
Posted by: トニー | March 31, 2017 22:19
>トニーさん
大阪に九年もいらしたのですか。ぼくは大阪が気に入っていますよ。物価は安いし、なによりもあのゴチャゴチャ感がたまりません(笑)。
> 十三駅前の喫茶店の2階
ひょっとして「なにわ」では?
「なにわ」は今回も利用しました。純昭和風の落ち着ける喫茶店ですね。
Posted by: 薄氷堂 | April 02, 2017 00:19