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November 13, 2016

Daily Oregraph: スベリ止メ

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 またスベリ止メの季節がやって来た。

 実際この坂は危険だと思う。今日は気温が高かったからいいようなものの、融けた雪と雨とでびしょ濡れのアスファルト面が凍りついたら、まずまともには歩けまいと思う。七転八起どころではない。

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 最近相生坂の西側を下ることが多いのは、コンビニでタバコを買うためである。

 自然南大通を通って帰宅することになるのだが、今日は初めてこんな歌碑のあることに気づいた。何度も歩いているのに、これまでまったく気づかなかったのである。

   三味線の絃のきれしを
  火事のごと騒ぐ子ありき
  大雪の夜に      啄木


 傑作かどうかはぼくには判断できないが、この人、なんでもすぐに歌にできるのはすごいと思う。こちとらそういう才能はまるでないから情けない。

 ぼくは三味線の糸ごときでは騒がないけれど、大雪の夜にウィスキーが切れたら,、つらくて黙っちゃいない(笑)。いい年をして「だはんをこく(だだをこねる)」かもしれない。だって、コンビニ、遠いんだよ。砂を撒き撒き、相生坂を下らなくちゃいけないのだ。

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Comments

「砂を撒き撒き、相生坂を下る」ってのが、好いですね(笑)
滑稽なようでもあり・・、
侘しいようでもあり・・、
命がけのようでもあり・・、
禊をしながら一歩一歩を踏み出す(Take the first step in faith.)ようでもあり!

Posted by: Grayman | November 13, 2016 at 22:52

>Graymanさん

 実際には凍った路面ならともかく、大雪の最中に砂を撒いてもしょうがないんですけどね。

 本当に怖いのは、氷の上にうっすら雪が積もった状態です。見えないものだから油断するとスッテンコロリン。

> 命がけのようでもあり・・

 そりゃあもう必死ですよ。命の水を手に入れるためには……(笑)

Posted by: 薄氷堂 | November 14, 2016 at 09:02

大阪出身の知人が札幌に転勤になって、一番ビックリしたのが靴だそうです。
「北海道で買った靴にはスパイクが付いてる!」と驚きを語ってくれました。

私も命の水が切れたら大騒ぎでコンビニに駆け込むか、知人の酒屋の店主を叩き起こすかしますね。
すこし依存症の傾向があるのかもしれない…。

Posted by: Nori | November 14, 2016 at 09:10

>Noriさん

 札幌の町中は滑ります。まず釧路の倍以上は滑ると思います。横断歩道を渡るのも命がけですよ(笑)。

 しかしそんな悪条件下でも居酒屋に行ったり、酒屋を叩き起こしたり(?)、酒飲みとはほんまにしょうもないもんです。

 なおアルコール依存症とは、かつてのアル中を言い換えたものですから、ご心配には及びません。本当に依存症の人なら、日中まともには勤務できないでしょう(昼間こっそり飲んだりします)。飲む量が尋常ではないのです。

 どうかご安心のうえ、一杯お楽しみください(え、信用できないって? でも本当なんですよ)。

Posted by: 薄氷堂 | November 14, 2016 at 20:19

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