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July 30, 2016

Daily Oregraph: 雨降りつづく

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 7月28日。前日からときどき叩きつけるような強い雨。

 時折強風が吹いたこともあり、裏庭のジャガイモはまたしても被害を受けた。あとは自然の女神の気まぐれに任せるよりほか手はなさそうだ。

 雨が降ろうと風が吹こうと、人間食い物がなくては生きられないから、買い物には出かけるけれど、それ以外の時間をつぶすには本を読むしかない。

 いま読んでいるオースティンの小説は、『エマ(Emma)』よりもぼく好みである。傑作だと思う。雨のおかげで大いにはかどったが、経済学の本よりはるかに読みやすいにきまっているのだから(笑)、あたりまえかもしれない。

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 7月30日。雨は一段落したようだが、空はどんより曇って、明後日まで傘のマーク。気温は低いけれど、湿度が高く、体にカビが生えそうでいやな感じだ。

 白バラはごらんのとおり。この強靱さといおうか、切られても切られても花を咲かせるしぶとさをジャガイモにもみならってほしいものである。

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July 26, 2016

Daily Oregraph: 裏庭画報 農業概況

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 サヤエンドウの実がなっていた(この写真のみ昨日撮影)。昨日はたった二つだけ、今日は出来かけのがもう一つ。これでは収穫したってしょうがないから(笑)、もう二三日様子をみるとしよう。今年は不作である。

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 ジャガイモはおおむね順調のようだが、倒れたまま起き上がれないものもかなりある。ジャガイモ長者は夢のまた夢、ほんとに食べられるのかしらと、ハラハラしながら見守っているしかない。

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 一番安定しているのは、あちこちに種をまいたコマツナである。ろくに間引きをしていないから見た目はよろしくないけれど、不ぞろいでもなんでも、食べる分には一向さしつかえない。

 栽培の楽な点ではコマツナがチャンピオンだろう。少しずつ時期をずらして種をまけば、寒くなるまで菜っ葉には不自由しないのでありがたい。貧乏人の味方である。

 ダイコンは全部引っこ抜いたが、今年は六月の長雨がたたったのか、出来がよろしくなかったので、もっぱら葉っぱを食べている。刻んだ葉っぱをご飯にふりかけてもよし、スパゲッティに混ぜてもよし、栄養豊富なんだからけっして捨ててはいけない。

 さて『国富論』を仕上げたあと何を読もうかと迷ったのだが、結局オースティンの Sense and Sensibility (『分別と多感』などと訳されている)に取りかかった。これを知と情と考えれば、『草枕』の冒頭が連想される。オースティンびいきの漱石のことだから、案外この小説の題名が頭に浮かんだのかもしれない。

 読みはじめてあらためて気づいたのだが、この時代は平均寿命が短かったことを、まず念頭に置かなくてはいけないと思う。とにかく四十代にもなればバタバタ死んでいったのだから、人生観や宗教観が現代と大きくちがっていたことはまちがいないだろう。

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July 24, 2016

Daily Oregraph: 裏庭画報 不屈の白バラ

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 雑草を相手に不毛ないくさをつづけながら、ふと顔を上げて驚いた。いつの間にか白バラが咲きはじめていたのである。

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 バラがきらいというわけではないけれど、勝手気ままに枝を伸ばすものだから、放っておけば地面を占領されてしまう。そこで数年前に容赦なく枝を切り払ったところ、敵は気息奄々、去年はとうとう一輪も花を咲かせなかった。

 われバラ戦争に勝利せり……すっかりそう思いこんでいたのに、またしても四方に枝を伸ばして復活したのである。どうやら植物を相手に戦っても人間に勝ち目はなさそうだ。

 ツボミをたくさんつけているから、咲きそろったら見ごたえがありそうだ。よろしい、今年は枝を払わずに咲かせてやろう。だが、調子に乗ってはいけないぞ(笑)。

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July 22, 2016

Daily Oregraph: 裏庭画報 ジャガイモは花盛り

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 先日なぎ倒されたジャガイモの一部が復活して花をたくさんつけたのはうれしいけれど、収穫までにはたぶんあと一ヶ月ほどかかるから、まだ安心はできない。

 ジャガイモは優秀な野菜なのだが、通年保存するのはむずかしく、穀物のように二、三年間保管するのは無理。腐敗する前に売れぬのではないかという不安ゆえに、栽培意欲がそがれるし、主食にはなりにくいのだ……てなことをアダム・スミス先生はおっしゃっている。

 そこでぼくは解決策を考えた。腐らぬうちに食える量だけ栽培すればいいのだ(最初から売ることは考えないのが強みだな)。われながら優秀な生徒だとは思うけれど、腐るも腐らぬも、そもそも口に入るだけ収穫できるかどうかが大問題である(笑)。

 花を撮ったまではいいけど、イモの写真が撮れなかったらどうしようか。やはり、切腹?

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July 20, 2016

Daily Oregraph: ……は自転車に乗って

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 本日の船上セキュリティ・チェックポイント。

 デスクの横に描かれたマークがどの船会社のものか一目でわかるあなたは……只者ではない(笑)。

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 自転車に乗ってどこかへお出かけ? かと思い、車の窓から望遠で追いかけたら……楽をして喫水を読もうという作戦なのであった。あっぱれ、といっておこう。

 さて本日の最高気温は19.3度。さすがは日本のスコットランドといわれるだけあって(?)、ネットで調べたら11時47分のグラスゴーの気温が19度だから、ほぼ同じである。道理でウィスキーがうまいわけだ。

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July 19, 2016

Daily Oregraph: 書き込みの値打ち

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 ずいぶん時間はかかったけれど、やっと『国富論』を読み終えた。ほめられるのは根気よく読み通したという一点だけで(笑)、ぼくなんぞに内容についてあれこれえらそうなことをいう資格はない。さすがは古典中の古典、消化するのにこれから一年もかかるごちそうを食べたような気分である。

 読みながらページの余白に鉛筆で書き込んだ語義約一千。本を汚したから古本屋に買い叩かれるだろうというのは、素人の浅はかさである(笑)。かつて早稲田を出たじいさんに聞いたところによれば、昔は書き込みがあれば逆に高値がついたらしい。特に試験前には値打ちがあったらしいけれど、その意味、わかりますね。

 神田で買ったら数万円は下るまいという(?)この注釈付きの本は、読み終えたらおれに送ってくれという、奇特な友人に進呈するつもりである。なあに、ヤキトリでもおごってくれればいいさ。

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July 17, 2016

Daily Oregraph: 裏庭画報 サヤエンドウの花

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 今月のはじめに襲来した暴風雨によってなぎ倒されたサヤエンドウは、背丈が昨年の半分ほど。

 それでも花を咲かせたのはえらい。少しは実をつけるんだろう。

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 ジャガイモ戦線に異状あり。こちらは無事だが……

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 残りの三分の二ほどが、すべて倒れていた。昨日までは無事だったし、ゆうべは雨風も吹かなかったから、原因は不明である。

 よく見ると途中で茎の折れている部分も多く、ひょっとしたら動物のせいかもしれない。被害の程度から考えて、ネコのしわざとは思われないし、キタキツネの可能性もある。おのれ、その分には捨て置かぬぞ(笑)。

 できるだけの手当はしておいたが、回復はむずかしいだろう。今年は六月の天候が悪すぎたし、貧農にはつらい年になったようだ。お代官様、どうか年貢は勘弁してくだせえまし。

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July 15, 2016

Daily Oregraph: 裏庭画報 ジャガイモ開花

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 ジャガイモが開花した。まだ花びらが開ききっていないから、見ごろは来週あたりだろう。

 花が咲いたからには、ゴロゴロとイモができるにちがいない。もうじきジャガイモ長者の誕生である(笑)。

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 ダイコンはどうなったか確認するため二本だけ引っこ抜いてみた。もう少し待ったほうがよさそうだけれど、葉っぱがうまそうだからよしとしよう。

 -ダイコンもそうだけど、おめえんとこの白カブはいつも小せえよなあ。

 -そりゃあ、年金を注ぎこんでねえからよ。

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July 14, 2016

Daily Oregraph: 芋焼酎の夜

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 7月13日17時15分。この日の日没は19時01分だから、幣舞橋を渡るにはちょいと時間が早すぎるかもしれない。

 気温14度。さすがは貧乏人の軽井沢、暑さにうだるみなさまにはまことに申し訳ないが、快適そのものである。

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 なにごとかと思ったら、飲酒運転根絶運動実施中。効果のほどはいささか疑問だが、ローカル紙の埋め草としては上等のニュースである。どうもご苦労さまです。

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 まだこんなに明るいのに……

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 カキを食べて一杯。お相手がいるから、ついつられて芋焼酎をグイグイやる。ご馳走は各種並んだけれど、写真はこれ一枚だけ。

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 この日の最後は赤ちょうちん横丁。ここへ来るのは何年ぶりだろうか。どこのお店かいわなくとも、達人なら写真を見ただけでわかるのだろう(たぶん)。

 グラスの中身はまたしても芋焼酎。相当酔ったせいか、どこぞの首相をボロクソにいった記憶がある(笑)。

 泥酔の挙句に釧路川に転落してはシャレにならないから、民主警察の飲酒歩行根絶運動に協力して、タクシーでご帰還したことは申し上げるまでもない。

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July 11, 2016

Daily Oregraph: 裏庭画報 グズベリ

 今日はわれながらよく動いた。ひさびさに気温が上がったので、汗をかきながら畑の草取り、部屋の片づけ、仕上げはグラウンド一周。

 しかし疲れて本を読む気力を失ったから、えらいんだかバカなんだかよくわからない。

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  グズベリ(=グーズベリ、グースベリ)の実。

 褐色に熟すと甘くてうまいのだが、庭の隅にあって目に入りにくく、しかも採りにくい場所なので、ほとんど毎年収穫せぬまま。今年は食べてみようかな。

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 ハクサンシャクナゲ(=エゾシャクナゲ)だろうか。

 こいつはずいぶん以前からあるのだが、花を見るのははじめてのような気がする。春先にじゃまな幹を二本ばかり伐ったので、栄養が回って開花したのだろうか?

 参院選の結果には失望したが、北海道で自民党が一名落選したのはせめてもの幸いだった。といっても、ぼくは民進党(旧民主党)を支持しているわけではないけれど、bad, worse, worst の中から選択するしかないんだからしょうがない。

 北海道以外は(笑)民度の低い国なれど、グズベリは実をつけるし、シャクナゲの花も咲く。あまりオツムのよろしくない指導者がいかに空いばりしようとも、植物の世界にはまるで通用しない。どうやら人間よりも植物を相手にしたほうが正気を保てそうである。

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July 09, 2016

Daily Oregraph: お稲荷さん

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 グラウンド一周はさぼらずにつづけている。明日は投票日だから、本日は一周プラスα。不信心もののお百度参りみたいなもんだ。

 ランニングに引きつづき散歩をしたら、キタキツネが民家の玄関先に寝そべっていた。ふつうならコソコソと逃げ去るところなのに、今日は落ち着いたものだ。眼光も鋭く、一癖ありそうな面構えである。

 なにかいいたそうだったので耳を澄ませると、

 -気をつけよう暗い夜道と大本営

 -へへ~っ、恐れ入りました。

 お稲荷さんのお告げ、ゆめ疑うべからず。棄権すればウソでかためた大本営の思う壺にはまり、日本は前進しています……自滅へ向かってまっしぐら、ということになりかねない。

 政治に期待できない気持は痛いほどよくわかるが、世の中をよくするのは無理でも、これ以上悪くさせないために、無党派層の奮起を促したい。

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July 08, 2016

Daily Oregraph: 裏庭画報 エゾノシモツケソウ

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 エゾノシモツケソウ(バラ科)。似た名前でエゾシモツケ(バラ科)というのもあるが、みかけはかなりちがう。

 背景にボケて見える黄色い花はダイコンソウの仲間である。

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 コマツナがつぼみをもった。

 こうしてじっくり見ると、たかが菜っ葉とはいえ、なかなか優美な感じがする。開花まで待とうかと少し迷ったが、固くなるとまずくなるので、食い気を優先して(笑)引っこ抜いてしまった。

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July 07, 2016

Daily Oregraph: 裏庭画報 ジャガイモ復活

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 嵐で倒れたジャガイモが復活した。

 しかし、ごらんのとおり、密林状態である。間隔を十分取らずに植えたせいだが、まさかこんなになるとは予想もしなかった。なにごとも実地に試してみないとわからないものだ。来年は教科書どおりにやることにしよう。

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 復活した証拠にツボミがつきはじめた。ジャガイモの花は意外にきれいだから、開花が楽しみである。

 しかしサヤエンドウはすっかり勢いを失ったまま。去年はうまくいったけれど、先日の嵐には勝てなかったらしい。

 自然が相手というのはむずかしいものである。

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July 05, 2016

Daily Oregraph: 若者よ、投票しよう

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 なにを血迷ったか、この三日間、旧東栄小学校のグラウンドを一周だけ走っている。

 たった一周というなかれ(笑)。今度の選挙の投票率が上がることを願って、こんな慣れないことをしているのである。

 ぼくの立場はハッキリしていて、戦後最低最悪、時代錯誤の危険な政権に Non という意思表示をしようというものだ。しかしそもそもぼくには支持政党というものがないから、戦略的に選択するしかない。自分なりにダメ度の☆印が少ないと判断したところに投票するわけだ。

 もちろん人によって立場はちがうから、どこに投票しようと勝手に決まっているけれど、新たに選挙権を得た若い諸君にお願いしたいのは、自分の頭で考えようということ。読み書き算数に苦労せず、一応の分別さえあれば、たいていのことは自分で判断できると思う。

 目上の知人はもちろん、親、兄弟、友人から投票先を依頼されたときは、無用の摩擦を避けるため、得意のジャパニーズ・スマイルを活用して、適当にあしらっておけばよろしい。しかし独立した人格である以上、投票先はあくまでも自分で決めなくてはいけない。

 夫が自民党に、妻が共産党に一票を投ずるという夫婦は現実には少ないだろうが、それもまたよし。配偶者に投票を強要するような関係よりも健全というものだろう。後援会入会申込書に家族の名前まで書かせるのは人をバカにした話だし、とんだ見当ちがいである。

 世の中には社員に選挙運動をさせたり、演説会のサクラに動員したりする、思想信条の自由をわきまえぬ不見識な企業もあれば、組織がその力ににものをいわせて投票を誘導することもあるだろう。そんな場合でも、自分の意に反する投票はしない。そのための無記名投票なのだから、面従腹背もおおいに結構だと思う。

 選挙権というのは義務ではなく、所得の別なく与えられた権利である。しかもこの権利が確立するまでには、多くの人々の並々ならぬ苦労があったのだ。大多数を占める中低所得層こそこの権利を自覚的に行使しなくては損というものだろう。

 かく申すこのジジイがいい例だけれど、年齢を重ねれば常に正しい判断ができるというものではないことは、ちょっと世間を見ればすぐにわかると思う。だからこそ、自分の頭を信じて投票してほしいと願うのである。

 若者よ、投票に行こうではないか。柄にもなくえらそうなことを書いたけれど、校庭一周、やっとのことで走るこのジジイだって行くんだから。

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July 03, 2016

Daily Oregraph: 裏庭画報 嵐のあとのジャガイモ

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 昨夜の豪雨と強風(最大瞬間風速20.5米)によって、わが裏庭は少なからぬ被害を受けた。

 まだ葉っぱが地べたに伏せているダイコンは無事だったが、茎が伸び盛りのサヤエンドウとジャガイモは、バッタリと倒れて重態である。

 写真のとおり、ジャガイモはひとつひとつ引き起こして、倒れぬように茎の根元に少し土を盛っておいたが、これから回復するかどうかは本人次第(?)であろう。健闘を祈るしかない。地面に見えるツブツブは、おまじないの肥料である。

 サヤエンドウはうっかり引っぱると茎が折れてしまうから、これまた本人次第。今年は六月の天候不良で成長も遅いし、収穫は期待できないかもしれない。

 それにしても雑草どもが平気な顔をしているのには腹が立つ。まるで与党の政治家なみのずうずうしさである(笑)。いったんあきらめかけた草取りだが、くやしいから敗戦覚悟で再開しようかと考えている。

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