Daily Oregraph: 裏庭画報 コマツナ収穫
コマツナの初収穫。このくらいが食べごろではないだろうか。
虫食いの穴はまだこの程度ですんでいるけれど、これから先だんだん増えてくる。しかし防虫ネットなどは面倒だから使わない。虫が食ったあとのおこぼれを頂戴するのである。これぞ共生というものであろう。
毎年のことだが、雑草には閉口する。取っても取っても、到底取りきれるものではない。雑草を放置するという農法もあるらしいが、そんな農法を採用するつもりはなくても、除草剤を使わないから、結果として雑草農法になってしまうわけだ。
でかい芋虫を一匹発見。いくら虫と共生といったって、人間様の分をムシャムシャ食われるのはシャクにさわるから、さっそく成敗したことはもちろんである。あのね、おれの目の前に出てくるなよ(笑)。
Comments
薄氷堂さん、自然農法の小松菜は、美味しくて、人の体にもいいのでしょうね。きちんと成長してくれてありがたいことです。
雑草は、政治家の悪事と一緒で、あとからあとから出てきます。大きな芋虫は雑草専門に食べてくれたらいいのですが。人呼んで世直し芋虫。
Posted by: トニー | June 15, 2016 20:49
>トニーさん
小松菜はすごくうまいというものではありませんが、栄養豊富だし妙なクセもないし、栽培は簡単だし(笑)、とてもいい野菜だと思います。
> 芋虫は雑草専門に食べてくれたらいいのですが
まったくおっしゃるとおりです。雑草を食べてくれるのなら、ぼくも無益な殺生はしませんよ。
ところで、世直し芋虫といえば、モスラの幼虫がそうですね(?)
Posted by: 薄氷堂 | June 15, 2016 21:46
我が家の裏庭には、雑草のようなニラが・・・
だからどっちがニラでどっちが雑草なのやら区別がつかず、
いざ食べる段になってちょいとこれは違うぞなんて取り除いたりしています。ニラは・・・虫が食わないんですよね。だから農薬なんて不要・・・
でも・・・そんな虫も食わないものを人間様が食べているんですねえ・・・
Posted by: 三友亭主人 | June 16, 2016 23:01
>三友亭さん
おやおや、それほど生活にお困りとは……
アベノミクス虫も食はぬ草を食ひ
しかし虫の嫌う植物を野菜の近くに植えるのはいい方法かも知れませんね。
Posted by: 薄氷堂 | June 17, 2016 10:03
地震やら大雨やら大変ですね。
雑草を抜かないどころか
耕しもしないのが、福岡正信さんの
自然農法ですね。
雑草は抜いて根を取ると
次のが生えるから、葉だけむしったら
次のは生えないって誰か言ってたような。
それでも前のは残るじゃん!みたいな・・・。笑
Posted by: しょうちゃん | June 17, 2016 16:51
>しょうちゃんさん
へえ、耕しもしないというのはビックリですね。でも大根なんかは耕さないとできないような気もしますけど……
雑草の根っこを抜くなというのは、次の雑草のための場所が空くからという理屈でしょうか? しかし根っこが生きていると、むしってもむしっても茎が伸びて葉が出てきますよね。どっちにしても勝ち目はなさそうな気がします(笑)。
Posted by: 薄氷堂 | June 17, 2016 20:10