Daily Oregraph: 十勝港絵日記 6月7日~8日
6月7日。
十勝の畑は広大である。いつ見ても感動する。もちろん機械力を駆使しているのだろうが、それにしてもすごい。
これを目にしたあとに、虫食いの小松菜を見にわが裏庭へ行くのは気が進まない。
カモメのジョナサンはずいぶん哲学的な鳥だそうだが、そんなはずはない。カモメは頭の悪い間抜けな鳥だからである。
貝かなにかは知らないけれど、固い殻に覆われているらしく、いくらつついたって食えやしない。カラスなら空中から貝を落下させて殻を割るという芸当を見せるところだが、この愚かな鳥には無理だ。
こいつを見ているうちに、最初からうまくいくはずもない愚にもつかぬ経済政策に執着するだれかさんを思い出してしまった(笑)。
失敗しても失敗してもそれを認めないとは、失礼ながら、あん
たオツムは大丈夫なのか?
-しかたがないの。だって、私はカモメ。
釣りをしているのではありませんぞ。ペンキ塗り。
6月8日。
船上セキュリティ・チェックポイント。逆光だからとストロボを発光させたはいいが、彼氏、まぶしくて目をつぶってしまった(あとになって気づいたのである)。せっかくの男前なのに、惜しいことをした。
というわけで、二日分の絵日記にしては内容がお粗末だけれど、ひさしぶりに仕事をしていたのだからしょうがない。『国富論』も先に進んでいない。湯河原の別荘でゆっくり読みたいところなのだが……
Comments
>失敗しても失敗してもそれを認めない
ほんとまあ、あきれてしまいますが・・・まあ、失敗を認めたならば、彼は今の立場を自ら手放さなければならなくなりますからね。そうなれば、彼の「悲願」とやらがどっかに言ってしまいますからそうせざるを得ないんでしょうが・・・たった一人の「悲願」のために我々の暮らしが左右されたりしたらたまったもんじゃありません。しかもその「悲願」と言ったらろくなもんじゃありませんしねえ。これが、私たちの幸せにちょいとでも役に立つもんだったら・・・ねえ・・・
Posted by: | June 08, 2016 21:00
>三友亭さん
いくら秀才でも某都知事や傲慢な高級官僚のような人物では困りますが、一国を代表するお方には、せめて人並みの頭脳と常識をそなえていただきたいものです。
Posted by: 薄氷堂 | June 09, 2016 06:42