Daily Oregraph: ベトナム定食
本日の船上セキュリティ・チェックポイント。
担当者は居眠りしている……のではなかった。
本日のランチはベトナム定食。長生きをしたおかげで(笑)、めずらしい料理をいただくことができた。
タケノコのスープは、わずかにトマトのような酸味があるけれど、トマトは見当たらない。唐辛子の尻尾みたいなのが入っていた。表面に浮かんでいる細かい葉っぱ状のものは正体不明。初めて目にするものであった。味はまことに淡泊。
メインはアジに似てアジではない魚の唐揚げ。右上の醤油風ソース(?)につけて食うとうまかった。
魚の上にのっかっているのは謎の一品である。たぶん数種の野菜を刻んだものに小麦粉をまぶしてペースト状にし、油をひいたフライパンで焼いたんじゃないかと思う。これまたソースにつけて食べると美味であった。
右の皿の緑色野菜もこれまで見たことのないもの。ゆでただけらしく、まったく味付けしていないので、やはりソースをつけて食う。まったくクセのない、要するにただの菜っ葉であった。
せっかくのご馳走だから、スープをほんの少し残したほかは完食。ご飯は一杯きり。十年前なら二杯は平らげていただろう。
材料について詳しく聞こうとしたのだが、なにしろ世にもふしぎな発音の英語なので、さっぱりわからなかったのは残念である。
栄養配分もまことによろしく、この四日間の昼飯のうちでは、もっともまともな内容の食事であった。ご親切にどうもありがとう。ごちそうさまでした。
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