Daily Oregraph: 温根内 5月28日 (1)
植物観察のため、ひさびさにやって来た温根内。去年は一度もここを訪れなかったと思う。今日は銀行とお金の話を忘れてリフレッシュ(笑)。
まずはビジターセンターの自然伝言板を見ると、ぼくのいつも利用しているA~Bの区間が通行止めになっている。ふつうはA~Bを経由して、Cから木道に入るのだが、通れないものはいたしかたない。
ここがA地点。通せんぼしているから、木道を歩いてB地点に回ろう。
これはエンコウソウだろう。しばらく植物観察から遠ざかっているので、記憶があいまいになり、なかなか名前が出てこないのである。認知症の初期症状かもしれない。まずいなあ……(笑)
B地点に到着。この向こうにビジターセンターがある。
ではC地点へ向かおう。どうやらC地点から先は、工事中のため湿原展望台まで歩けないらしい。
スミレの仲間はやたら種類が多いから確信が持てないけれど、自然掲示板に書かれていたようにツボスミレだろう。エゾノタチツボスミレだと、葉っぱがぐっと立ち上がっているはずだ。
このスミレはずいぶんコンパクトだから、近視の人だと、うんと接近しなければスミレには見えないだろう。
エゾクサイチゴ。
ミツバツチグリ。この仲間も種類が多く、見分けがつきにくい。自然掲示板の書き込みに従っておく。葉っぱがミツバだから、たぶん正解なのだろう。
上天気である。気分のいい道をテクテク歩いているうちに、
C地点に到着。ここからまっすぐに進むと湿原展望台下だが、すでに申し上げたとおり、この先をしばらく行くと通行止めである。
もちろんここからは左に折れて木道に入るのがいつものコース。景色も植物も一変するところがおもしろい。
以下次号へつづく。
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