Daily Oregraph: 相模春紀行 (1) 4月18日
いろいろ迷った末、基本的にはジャンル分けせずに、時系列で記事を作成することにした。列車の乗換えなど、まんざら参考にならぬでもないだろう。
ただし駅舎の写真はまとめて掲載し、今回の旅でもっとも愛着を覚えた(笑)JR相模線番田駅については特集を組むつもりである。
13時46分、羽田空港。
当初の予定では羽田着11時40分だから約2時間遅れである。外は寒くなく暑くなく,今が一番いい季節なのかも知れない。
14時32分、京急横浜駅。
羽田空港で乗車したのが、京急の直行横浜行き。蒲田で乗り換える手間がなく、おおいに助かった。
さて、さすがにこの時間になると腹が減る。
そこでやって来たのが、西口からすぐのこちらのお店。旅に出ると立ち食いソバを食べたくなるから、あらかじめネットで調べ、目星をつけておいたのである。
ぼくはふつうお店の名を明らかにしない方針なのだが、後につづくみなさまのために(笑)ご紹介しておこう。店内が狭いからまさに立ち食い、ぼくも店の外で食べることにした。
天ぷらソバ一杯350円也。安い。
時間も半端だし、坊ちゃんとはちがって一杯しか食べない。あっという間に完食し、ホッと一息ついて、相鉄横浜駅から海老名へ向かう。
15時26分、相鉄線海老名駅。
乗換えは面倒だけれど、旅の楽しみのひとつであるともいえよう。ここではJR相模線に乗り換える。
JR相模線海老名駅のホーム。
すぐ近くに Lalaport なる大規模商業施設ができ、海老名駅周辺は面目一新したのだが、JRの駅はローカル色満点である。
16時10分、JR相模線番田駅到着。ここが目的地である。
滞在中この駅周辺を毎朝散歩したので、だんだんご紹介したいと思う。
-ねえ、相模線の番田って知ってるかい?
横浜で会った旧友二人にそうたずねると、素っ気なく「いや、知らん」という。失礼千万な話だし、ものを知らないにもほどがある(笑)。そこでJR番田駅については追って特集を組むことにしたわけ。
このたびご厄介になったのは、ぼくのいとこにして高校の先輩でもあるAさんのお宅。夕食にアサリの釜飯をご馳走になった。最後はお茶漬にしてサラサラといただく。美味なり。
いっしょに出してくださったのがこれ。鮮やかな緑である。一見してアブラナ科とはわかるけれど、初めて目にするものであった。もちろん釧路あたりの方にはなじみはないだろうと思う。
これはノラボウナというのだそうな。漢字で書けば野良棒菜なんだろうか? 食べてみると妙なクセは全くなく、歯ざわりもたいへんよろしい。長生きしたおかげで、北海道の住人にとってはめずらしい春の味を楽しめた。アルコールまみれの体が浄められたような気分である。
次回へつづく。
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