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January 31, 2016

Daily Oregraph: 春を探しに

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 道路の状態がだいぶよくなったので、ひさしぶりに散歩に出た。もちろん定期航路だが、目的がないこともなかった。

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 定点撮影その一。歩きやすいとはお世辞にもいえないけれど、幸い線路内の雪はさほど深くはなかった。

 写真右手の斜面は日当り抜群で、先日の雪はもうほとんど融けている。実はこれが本日の目的と大いに関係のあるポイントなのである。
 
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 定点撮影その二。波もなく穏やかな海であった。

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 何の工事かは知らないが、海上で作業をしていたのでパチリ。日曜日にお仕事とはご苦労なことである。

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 少し先へ行くと……ほら、春の証拠がみつかった。目的達成である。

 知人の崖は釧路ではもっとも早くフキノトウが顔を出す場所のひとつで、例年一月の中旬には見ることができる。日当りがよく、日中は氷が溶けて水分が豊富だからであろう。

 たいへん写真が撮りにくい場所にある上に、斜面の手前で雪に覆われた側溝にみごと左足を突っ込み、膝上まで雪に埋まって泣きそうになったことは内緒である(笑)。

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 残念ながら知人の路地に猫は見あたらなかったけれど、例の廃屋に鳥が一羽。カモメかしらと思ったらハトであった。

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 廃屋のすぐ先から米町へ登る坂道をたどる。どうやら利用者はきわめて少ないらしい。

 雪を踏みしめながら坂を登ったら、どっと疲れましたとさ。冬の散歩(フキノトウが現れたからには早春なのだろうが)は楽ではない。

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January 29, 2016

Daily Oregraph: 清和院御門

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 いささか唐突だが……清和院御門である(2014年10月16日撮影)。

 歌人太田代志朗さんの日録1月27日の記事を拝見したら、

 されば京都・広小路ーー清和院御門前、ここにも高額マンション分譲中なり。

とあったので、つい懐かしくなり、写真を探した次第である。

 昨日納戸の中から、もう処分したと思いこんでいた昭和48(1973)年発行の京都ガイドブックがみつかったのも、なにかの因縁であろう。以前にも書いたことがあるけれど、古い地図は捨てるべからず。同書中の地図がまことに貴重なのである。

 いまや絶滅危惧種と化した(?)広小路派のみなさまのために、同書から清和院御門付近の地図を転載しておこう。赤い丸印が清和院御門、直線部分が広小路である。

 マンション建設の是非はともかく、この場所は一等地であるといっていいだろう。


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 体育の時間に、御苑内でソフトボールをしたことをご記憶の方もおいでだろう……というわけで、本日はまるで一般受けしないマニアックな記事(笑)になってしまった。

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January 28, 2016

Daily Oregraph: 山があるから

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 富士は日本一の山である。釧路のお供え山とはわけがちがう。やはり正月には雪をいただいた富士山がふさわしい。

 この写真、もちろんぼくが撮ったのではなく、くしろーOBさんが送ってくださったものを、ありがたく使わせていただいたのである。縁起のよいお写真を、どうもありがとうございます。

 実は家の前の雪の山の写真でお茶を濁そうと考えていたのだが、もちろん富士山には到底かなわない。

 雪かきは無事すませたけれど、体の節々が痛く、腕を振り回すと肩のあたりからボキボキ音がする。登山者はそこに山があるから山に登り、雪かき人夫はそこに雪があるから雪をかく。しかし……富士山の除雪をするのはごめんである。

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January 27, 2016

Daily Oregraph: カジカの顔

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 カジカ。年に一回はこいつの顔を撮らねば気がすまない。

 間が抜けているけれど、なんとなく憎めない顔だ。水木しげる的妖怪風味もあって、人語を解しそうな面構えである。

 -おめえ、おらを食う気か?

 いや、食えばうまいのだが、今日は遠慮しておこう。身の食感はいまひとつだが、実にいいダシが出るし、赤い色の肝は珍味中の珍味。いずれいただくとしよう。

 さて釧路へ帰ったはいいけれど、雪の山が待っていた。車一台やっと駐めるだけのスペースは確保されていたものの、腰の痛む奥方にはそれが精一杯だったようだ。

 はりきって(?)スコップをふるったが、とても一日では終りそうにない。よくもまあ降ったものだ。

 というわけで、明日も雪かき。当然今夜はやけ酒である。

 -ハハハ、まあがんばってけろ。

とカジカが申しております。

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January 24, 2016

Daily Oregraph: 図書館へライぶらり

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 せっかくの日曜日だというのに、天気が今ひとつ冴えない。町内を散歩する気にもなれないし、どうしようかと迷ったのだが……

 そうだ、たまには文化の香りを嗅ごうと思い立ち、港を見下ろす丘に立つ

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広尾町立図書館にやって来た。

 ここはかつてずいぶんお世話になったのだが、中へ入るのはもう何年ぶりになるだろうか。

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 図書館というのはいつ来ても胸躍る場所のひとつである。

 ろくに漢字の読み書きができなくとも、下着泥棒をしても、賄賂をポケットに入れても、品格を重んずるわが日本国では大臣になれるというのに、ちっとばかり本を読んだところで、とうてい出世の見込みはなし、賄賂をもらえるあてはなし、たいして得をするわけではない。

 しかし外の寒さをよそに、暖房のきいた部屋で椅子に腰かけ、本を読む楽しみには、金で勘定できない値打ちがある。ありがたや、ありがたや。

 たまたま手に取った京極夏彦の対談集に水木しげるさんが登場していたので、一時間半ほど読みふけり、なかなか充実した時間を過ごすことができた。

 どうもありがとう。また機会があったら利用させていただきます。みなさまも広尾町で時間をもてあましたら、迷わず町立図書館へ。

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January 23, 2016

Daily Oregraph: Very cold, sir.

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 本日の船上セキュリティ・チェックポイント。なにやら話が弾んでいるらしい。

 さて本日は船員を中心に撮ってみようという趣向である。仕事の合間にレンズを向けたのであって、けっしてサボったわけではないから念のため。

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 ふむ、ちょいとイケメンだな。

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 レレレのおじさんは趣味で掃き掃除をしているのだが、こちらは仕事である。

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 -Aren't you cold?

 -Very cold, sir.

 育ちのよさそうな青年であった。しかし "sir" は余計だよ。だれにいったのかしら、と思わずあたりを見回してしまうではないか(笑)。

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 本日一番気に入ったのがこの写真。え、どうして? といわれたって、そんなこと答えられるわけがない。批評は一切受け付けませぬ。

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 あたりはだいぶ暗くなってきた。そろそろ自分から進んでカメラの前に立とうという物好きが現れる時分である。

 はいはい、いらっしゃいませ。

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 ストロボぎらいの男といえども、さすがに使わねば写らない暗さになった。本人もその気になっているらしいから、ピカッと一発。さあ、どうだ!

 手ぶれ防止などという気の利いた装置のないカメラでシャッター速度 2分の 1秒。アル中の汚名を返上することができただろうか? う~む、微妙にブレているような気がしないでもない(笑)。

 繰り返して申し上げるが、仕事はマジメにやりましたとも。

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January 22, 2016

Daily Oregraph: ここもクリスマス

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 おや、ここにもクリスマス飾りが…… なにもドクロのマークと並べることはないと思うのだが(笑)。

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 異国の船だから時差があってあたりまえ。クリスマスイブの月である。

 昨日からマジメにお仕事しているので、本日は生存証明写真のみ。明日は少し余裕がありそうだ。

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January 20, 2016

Daily Oregraph: クリスマス飾りの町?

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 車道歩道ともに除雪が進み、ずいぶん歩きやすくなったので、午前中に大樹町内を一時間半ほど散歩してみた。

 この町は何度か車で通過したことはあるが、ゆっくり歩くのははじめてである。

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 十勝のほうが釧路よりも雪が多いからだろう、どこもたいへん要領よく除雪されている。釧路市内に目立つガタガタ路面はほとんど見当たらないのである。

 そうはいっても、ところどころずいぶん滑るところがあるから、夏場のように大股でドンドン歩くというわけにはいかない。

 さて、ここではまだ注意していなかった、画面左端のクリスマス飾りにご注目いただきたい。クリスマスツリーというほどのサイズではないが、(あとで確かめてみたら)メリークリスマスと書いてあるから、クリスマス飾りにはちがいない。雪かきをしているおじさんの近くにもひとつ見える。

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 大樹橋である。

 あ、阿寒川。い、揖斐川。う、宇治川。え、江戸川。お、大井川……実は昨夜この橋の下を流れる川の名をど忘れし、必死に思い出そうとしたのである。まさか「ら行」とは気がづかず、結局ひらめいたのは今朝のことであった。

 ぼくに限らず、固有名詞がすぐに出てこないのは老化の証拠だ。若い人には想像もつかないだろうが、これはなかなかの苦痛であって、ああ、このまま老いぼれていくのだろうか、という恐怖心さえ覚えるほどである。

 れ、歴舟川。そうだよ、「れきふねがわ」じゃないか!

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 これぞ大樹町の誇る歴舟川である。一つ上の写真には、右側の欄干近くに「日本一の清流歴舟川」という看板が見える。

 橋からこの川の写真を撮るのが、本日の散歩の目的であった。

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 大樹橋を渡って通りの向こう側へ行ったら、またしてもクリスマス飾りを発見。ここではじめて、クリスマス飾りがこの町の商店街の共同企画であることに気づいたのである。

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 ここにも……

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 こちらのお店にも……

 お隣の広尾町が「サンタの町」を売り物にしているように、大樹町もクリスマス飾り(ツリー)の町として、いわゆる地域の活性化をねらっているらしい(もし見当ちがいなら、町民のみなさまにお詫びしなくてはならないが……)。

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 そのあとも少し町をうろついていたら、「駅前通」の看板がみつかった。

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 旧国鉄広尾線大樹駅の駅舎跡である。

 廃駅になっても駅前通が残っているのは悲しいものだ。そういえば、北海道新幹線開業とやらで、ずいぶん浮かれているよなあ。


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 最後に道の駅でみつけた広域マップをごらんいただきたい。18日にぼくが走った道道を赤い矢印で示しておいた。

 歴舟川を渡って501号線を通ったほうがよかったのだろうか? どっちにしても、二度と走りたくはないが……(笑)

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January 19, 2016

Daily Oregraph: 嵐のあと

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 この悪天候では夜の町をぶらつく気にもなれない。こちらのホテルにはセルフサービスでアルコールを無料提供するコーナーがあるので、ワインを赤白一杯ずつご馳走になった。

 タダだからといって、がぶ飲みするようなみっともないマネはさすがにいたしませぬ(笑)。

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  一夜明けて、ホテルの駐車場ではさかんに除雪作業が行われていた。どう見ても数十センチは積もったようである。

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 正午にはかなり小降りになり、雪片がちらほらと舞い降りる程度になった。

 十勝港行きを一日延期したので、長靴にはきかえて食料調達に出かけた。歩道は雪かきしてあるのだが、その後さらに積もったらしい。歩道脇の雪は、ほぼ膝の高さまであった。

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 さすがに国道は除雪してあったが、昨日通った道道はたぶん今日はまだ走れないだろうと思う。

 せっかくの機会なのに町内をゆっくり散歩できないのは残念だけれど、買い物をすませてただちに撤退。もう一日籠城だ。

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January 18, 2016

Daily Oregraph: 嵐の前

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 今日は移動日。明日から暴風雪が予想されるので、嵐の前に移動しようという作戦である。

 十勝に入ると雪が降り出し、だんだん道路の雪が目立ってくる。対向車の巻き上げる粉雪で一瞬視界ゼロになったときにはゾッとした。

 大樹町へ抜ける道道に入ると、いっぺんに雪が深くなり、幸い轍が目印になったからいいようなものの、下手をすると路外転落する恐れがある。いまさら引き返すわけにはいかないから、ヒヤヒヤしながら運転しているうちに無事到着したのはなによりであった。

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 大樹町内。低気圧の本番は今夜から明日にかけてだというのに、すでに雪が積もりはじめている。釧路とはえらいちがいである。

 食料とアルコール(笑)は確保したからいいけれど、明日はいったいどうなるのか。明後日の朝には十勝港に向かわねばならないのだが……

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January 16, 2016

Daily Oregraph: 時すでに遅し

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 株価が下落して、年金がどんどん消えてゆく。

 かりに高値に戻ったとしても、株価を維持するためには、売却して利益を確定するわけにはいかないのだから恐ろしい。国民の貴重な資金をもうからないバクチにつぎこむとは狂気の沙汰で、この国はもう無茶苦茶である。

 しかもどんな結果になったって、だれも責任を取らないときている。国民反逆罪という法律はなかったっけ?(笑)

 なんとかミクスはとっくにメッキがはげたから、もはやピカールで磨いても間に合うまい。第一十年以上も前に買ったこのピカール、缶がずいぶん錆びてきた。まだ使えるのかしら(笑)。

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January 15, 2016

Daily Oregraph: 港町のモダンアート

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 せっかくD70にマイクロニッコールを装着したのだから、カメラをぶら下げて港町に出かけたはいいけれど、めぼしいものが見あたらない。しかもひどく寒くて、一向に気が乗らない。

 しかし手ぶらで帰るのもシャクなので、なにかないかと探したら……モンドリアン風味の物体(ぼくはこれに弱いのだ)があったのでパチリ。ついでにイタズラして赤青黄に塗り分けようかとも考えたけれど(笑)、根がリアリストなものだからやめておいた。

 -Was ist das?

 -へえ、君、第二外国語はドイツ語だったのかい。まだ覚えているとは感心だなあ。

 -いや、それしか知らないのさ。だけど一体なんだい、これ?

 さて、そいつが問題でしてね、背もたれの外れたソファの裏側とは、ぼくが驚いたくらいだから、お釈迦様でも気がつくまい。こういう珍品のあるところなど、さすがはわが愛する港町岸壁である。

 こういうバカなことをして毎日を過ごしているけれど、来週あたり久しぶりに仕事がありそうだ。そろそろスイッチを切り替えねばなるまい。

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January 14, 2016

Daily Oregraph: 12年物

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 (Nikon D70+Micro-NIKKOR 55 mm f2.8 絞り開放)

 12年物といっても、ウィスキーではない。デジカメの話である。デジカメの12年物なんてだれも相手にしないだろうが、まあ、ちょっとご覧なさい。

 ウィスキーはおなじみ千円スコッチのホワイトホース。しかも冷蔵庫で作った白い氷が融けかかったところだから、とてもゴージャスには見えないけれど、まずまずの写りではないかと思う。

 あ、構図がどうのとケチをつけないでね。どうせ酔っ払いの撮った写真なんだから。


 写真の出来はともかく、たった600万画素なのに、等倍でチェックしても画像には破綻がない。これを見るにつけ、画素数だけムダに多い、今時のコンパクトデジカメの汚い絵には腹が立ってならない。なんとかならぬものだろうか。

 最近欲しいものがないし、アベノミクス長期不況のせいもあって(笑)、どうしても必要なもの以外は購入していない。しかしスイッチを入れたらすぐに撮れ(これが大切)、画像が塗り絵にならぬ(日常の用途では600万画素でおつりがくる)、そこそこ優秀なレンズの付いた俊敏なコンパクトデジカメがあれば買ってもいいと思っている(だけかも?)。

 一眼レフはじゃまくさいから、きっと需要はあると思うのだが……

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January 13, 2016

Daily Oregraph: 夢は正夢?

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 ドキュメンタリはいいのだが、来る日も来る日も映像を見つづけているうちに、すっかり受け身になってしまうからいけない。出かけるのがおっくうになるのである。

 テーマをしぼって見ているわけではないから、アマゾンの少数部族、シーザーの攻城法、オスマントルコ帝国の興亡、世界大恐慌、アメリカのカード地獄、イギリスの田園生活、世界の奇食、異常犯罪、環境問題、スコットランドの貧困などなど、まるで頭があらゆる材料を放りこんだ大鍋と化したようだ。

 そのせいか、このところ奇妙な夢ばかり見ている。貧乏人のせいか、特に経済問題には敏感に反応してしまうらしい。

 先日などは夢に25万円札が登場したかと思うと、その二日後には7万円札と5万円札が現れるとはこれいかに(笑)。どこぞの首相が喜びそうな大インフレである。

 たとえば団子一串13万円として、25万円札で支払ったら7万円札と5万円札のおつりをもらうとはビックリ。これほどのインフレになれば、紙幣よりも食べ物のほうに値打ちがあるから、夢はどんどんふくらんで……

 -ごめん。ここで小松菜を栽培していると聞いたのだが、ちと分けてくれぬか。

 -おや、あんた評判の悪い口入屋の親方、鬼の平蔵どんではないか。だめだめ、あくどいピンハネで儲けているようなお人にはお分けできませぬて。

 -そう固いことをいわっしゃるな。金なら荷車に積んであるから、いくらでも出そう。ほれ、五億円ではどうだ。なんなら十億出してもいいぞ。

 -しつこいお方じゃ。わしを見損なってもらっては困る。とっととお帰りなされ。おい! だれか塩を撒いておくれ。

 これこそ人間困ったときにはふだんの行いが大切という教訓であろう。

 -あの、私には小松菜を売ってくれますか?

 -おや、三友亭先生ではありませぬか。もちろんですとも。先生のことです、お安くしておきましょう。

 -おいくらで?

 -さよう、大負けに負けて、5万円ではいかが?

 -おお、それはお安い! では、7万円。おっと、おつりは要りませぬ。

 これでこそ、売ったほうも買ったほうもハッピー。商売とはかくありたいものだ、というのが第二の教訓。

 新春にふさわしく、高額で景気のいい夢じゃった。どっとはらい。

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January 09, 2016

Daily Oregraph: 猫には関係のない話

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 正月の余韻が残る町をちょっとだけ歩いてきた。少々風はあるが、寒さはさほどでもない。

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 マネキンのおねえさんは重装備だが、

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こいつは春夏秋冬一張羅の毛皮で押し通しているのだからえらい。

 さて相変らず毎日ドキュメンタリばかり見ているのだが、楽をして知識を得るというのも、一概に悪くはいえないと思う。書物を読んで勉強するには途方もなく時間がかかるからだ。余命いくばくもない身にとっては実にありがたい。

 本日は気温の変化が身に沁みるであろう猫君に敬意を表し、地球温暖化について。

 まず二酸化炭素の増加による地球温暖化というのが、ほかならぬ「大本営発表」であることを忘れてはいけないだろう。かつての水俣病などの公害被害はもちろんだが、福島原発事故への政府の対応を考えれば、「地球にやさしい二酸化炭素削減」などというもっともらしい宣伝をお上がすること自体たいへん不自然な話である。 

 かつてこの国(だけではないが)の支配層が環境や国民の安全を優先したことなどあっただろうか? さてはなにか魂胆があるのだろうと考えたほうがいい。

 The Great Global Warming Swindle(地球温暖化詐欺)というのがおもしろかった。「地球温暖化」と称するものに官僚や学者やマスコミが群がり、いまや一大利権と化していることがよくわかる。日本語版が見当たらなかったのは残念だけれど、そこは映像の威力というもので、大筋は理解できると思う。

 1970年頃には気温が低下し、 New Ice Age の到来が懸念されていたことをご存じだろうか? まさか、とおっしゃるかも知れないが、ちゃんと映像による証拠が残っているのだ。そのほか IPCC のデタラメぶりなどもよくわかるので、一見の価値あり。

 ついでだから、公平を期して、正反対の立場に立つ Earth 2100 という番組も見てみよう(これも英語版だが英語字幕つきだから理解は比較的容易かと思う)。

 たぶんこちらのほうが情に訴えるから、一般受けするかもしれないと思う。しかしよく考えてみるとシナリオは穴だらけである。ガソリンが払底して、ほとんどのガソリンスタンドでは売る油がないという設定なのに、主人公一家は西海岸から自動車でニューヨークへ移動したり(笑)、海面が数フィートも上昇したのでニューヨーク港に巨大防潮堤を作ったり、話が無茶苦茶である。

 二酸化炭素を目の敵にしているくせに(しかも手に入らないはずの)化石燃料を焚いて移動するのも身勝手だが、(ニューヨークに限らず)すべての海岸で海面が異常に上昇する事態になれば、とても人工物で災害を防ぎ切れるはずもなく、現実的には内陸へ移動するしかないではないか。

 なによりも問題なのは、すべての原因を人類の発生する二酸化炭素に押しつけることである。ほんの一例を挙げれば、縄文海進をどう説明づけようというのだろうか?

 まあ、猫には関係のない話ではあるが……

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January 05, 2016

Daily Oregraph: 高いところから

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 せっかく昼飯を食べに高いところに来たのだから、幸い天気もよし、たまには視点を変えて港を見てみよう。

 こうして見ると、あらためて北埠頭の変りようには驚くしかない。十年前の写真と比べてみよう。

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 こちらが2005年12月8日に撮影したもの。(コンパクトデジカメの写真をトリミングしたせいもあるけれど、レンズ性能の悪さがもろに現れている(笑))

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 方向を西から南へ転じて見たのがこちら。半逆光でちょっと見にくいけれど、大体のところはおわかりいただけると思う。

 ぼくのふだんの行動範囲がほぼカバーされている。自分の縄張りだからというわけではないが、どちらかといえば川向こうのほうが散歩に適しているんじゃないだろうか。 

 もしお疑いなら、あなたも釧路においでになって、ご自分の目でお確かめになるようお勧めしたい。ついでに炉ばたでホッケの開きなどつついて、地元経済に貢献してくださるとありがたいのだが……

 なお反対側の景色はスコップさんのご担当なので(笑)、こちらをご覧あれ。

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January 04, 2016

Daily Oregraph: 裏庭画報 冬に生きる

 枯草と枯枝の中から被写体をいくつか選んでみた。ワビもサビもあったものではなく、ほかに撮るものがないんだからしょうがない。

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 これはエゾノコンギクだろう。近寄って見るとなかなか愛嬌があっていい。

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 これはなんだかわからないけれど、かたちがおもしろい。

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 たぶんエゾノギシギシだろう。種がたくさん見えるので、ギシギシだらけになっては困るから、始末したほうがいいかもしれない。

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 あわれアジサイも冬にはこうなるのか。諸行無常だね。

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 ツツジの仲間だろうとは思うのだが、いまだに正体不明。

 裏庭でもっとも生命力を感じさせる植物がこいつだ。冬芽を見れば、実際しぶとく生きていることがわかる。

 これだ、これだな。このしぶとさが冬枯れのジジイには必要なのだ(笑)。

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January 01, 2016

Daily Oregraph: 元日散歩

 2016年か。おれもしぶとく生き延びたものだ……これが年頭の感想というのも情けない話だが、みなさまはどんな正月をお迎えになっただろうか。

 とにかくお互いにこの一年は健康でありたいものだ。えらそうなことをいう資格はないが(笑)、アルコールもほどほどにしなくちゃいけませぬ。 

 健康の基本はまず歩くことだろうから(走るのは勘弁してほしい(笑))、元旦から散歩に出たのは、われながら上出来である。正月早々胃にもたれるような話題は禁物、ノンビリと散歩におつきあいいただきたいと思う。

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 元日の散歩なのでいつもとはコースを変えて、米町公園下から厳島神社へ向かうことにした。ここはふだん静かな通りなのに恐るべき渋滞である。

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 こういう機会でもなければ、市民の多くはめったに米町公園まで足を伸ばさないのだろう。

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 例年どおり、駐車場の向いには露店がいつくか並んでいる。

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 どこから湧いてきたのかと疑いたくなるほどの人の数である。すっかり圧倒されて、ただちに退散しようかと迷ったけれど、せっかく来たのだから、

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参拝客を参拝することにした(笑)。お賽銭をケチったわけではない。行列一般が大の苦手なのである。

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 前途に希望のある若者の姿はまことにうらやましい。先に望みがなければ、だれがおみくじを引こうとするだろうか?

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 はるか群衆を離れて、知人の路地へ向かう。たまには逆コースをたどろうという趣向である。

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 やぶにらみの眠り猫に新年の挨拶をしたけれど、ニャンともいわない。その世をすねた無愛想さが、ぼくは気に入っているのだ。よくいえば孤高の猫である。おい、今年もよろしく頼むぜ。

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 知人の踏切付近。てこ扱い室手前にあった年代物の錆びた鉄製の箱は、撤去されたのか、それとも新しい箱(?)の中に残っているのか……まさかこじ開けるわけにはいかないから、いずれ聞き込みをしなくては。

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 本日は逆コースだから、景色もがらりと変る。

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 定点撮影。おだやかな海である。宮城道雄の「春の海」そのままで、まことに元旦にふさわしい眺めであった。

 さて家に戻って、世界平和を祈りつつ一杯やるとするか。

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