Daily Oregraph: 裏庭画報 ミニ紅葉
ヤマモミジの木を伐って以来、裏庭では紅葉気分を味わっていないような気がする。しかしよく見れば真っ赤な葉もあり、これなどはいわばミニ紅葉。どの花のものかはわからないが、たしかツツジの仲間ではなかっただろうか。
裏庭で植物を撮影する際、土地の狭さとボロボロの板塀には毎度苦労させられる。よほど注意しなければ、土留めの板はもちろん、板塀やら近所の家の屋根などが写りこんでしまうのである。だからうっかり引くに引けないのだ。
そこをごまかして、裕福な家の旦那様にみせかけるのもつらいものである(笑)。
その裕福な旦那様が食うに困って小松菜を栽培しているというのは公然の秘密である。
前回撮影してから一週間たっても、この気温ではほとんど成長していなかったから、今朝は一回分だけ収穫した。放っておけばしおれてしまう恐れもあるからだ。
虫食いの小松菜といえども、新鮮なものはうまい。あと数回は楽しめそうだ。
さて昨日は丸一日パソコンいじりをしていた。最新のHDD管理ソフトを購入したので、二台のデスクトップのハードディスクは、どちらもパーティションを適切なサイズに変更し、ノートパソコンはドライブCを分割した(システムとアプリはドライブC、データはドライブDというのがぼくの流儀)。
それに伴って、すべてのハードディスクの丸ごとバックアップを作成したら、あっという間に夜中になってしまった。かようにバカバカしい作業は書生にでもやらせればいいのだが、零細小松菜農家にそんな気の利いたものがいるわけもなく、ウィスキーを何杯もお代わりしながら、旦那様みずから単純労働にいそしんだというお粗末。
灯火親しむの候、ほんとうなら読書に励むべきところなのだが……
Comments
ご無沙汰しています。
我が家はドウダンツツジが紅葉の見ごろです。灯台躑躅とも満天星躑躅とも書くこの樹木は、春には星や灯りに見立てられるほどの真っ白な花をいっぱいつけ、秋には燃え立つような紅葉で楽しませてくれます。ただこの樹木、結構繊細で、若木のうちは夏に水枯れを起こすと、すぐに枝先が傷んでしまいます
本州中部では、これからが小松菜など青物のおいしい季節です。我が家もそろそろ収穫し始めようと思っています。種をまいて育てたものより、一人生えのものの方が、立派なのには、頭が下がりますが…
Posted by: 聖母の鏡 | November 03, 2015 23:43
>聖母の鏡さん
今の時期、真っ赤な木の葉はひときわ鮮やかに見えますね。
そういえば酔っ払いは赤提灯に引き寄せられますし(笑)、赤い色の威力を考えれば、昔からご婦人が紅をさすのには立派な理由があると思います。
> 本州中部では、これからが小松菜など青物のおいしい季節です。
こちらは気温が低いので、そろそろ限界かもしれません。夏でしたら倍の大きさに成長しているのですが……
Posted by: 薄氷堂 | November 04, 2015 07:37