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October 30, 2015

Daily Oregraph: カシワソバを食う

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 上天気に誘われて秋の春採湖を散歩……ではなく、ひさびさに湖畔の老舗竹老園でソバを食おうとやって来た。

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 -えっ、旦那、今日はカシワソバですかい? 一体どうなさったんで。

 春夏秋冬を問わず、晴れても降っても、ソバ屋ではモリソバしか食わぬ男がカシワソバを注文するというのは、ちょっとした事件である。あいつ変節したんじゃないか、といわれても仕方がない。

 しかし石が流れて木の葉が沈み、憲法だって解釈次第でどうにでもなる世の中だから、ぼくがモリソバ主義を曲げたって文句をいわれる筋合いはない。どこぞの傲慢な官房長官のマネをして、粛々と(いいたいが、ズルズル音を立てて)カシワソバを味わった。

 混雑を避けて11時半に入店したのだが、店内はすでに七分の入りであった。中年サラリーマンのグループも一組いたけれど、ほとんどが爺さん婆さん、ソバを食って長生きしようという寸法だろうが、そうは問屋が卸すかどうか……

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 名物のそば寿司。これはなかなかオツなものだからおすすめできる。車の運転がなければ、こいつをつまみながら一杯やるのもいいだろう。

 暖かいソバを食って気分転換すればスランプから脱出できるかもしれないと思ったのだが、もう少し時間がかかりそうだ。お次は天麩羅ソバにでもしようか?

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October 28, 2015

Daily Oregraph: 裏庭画報 最後の小松菜

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 風が強い。25日に落葉集めをしたとき横倒しになっていた、今年最後の小松菜が気になったので、水やりを兼ねて見に行った。

 一見ひ弱そうな野菜だが、すっくと立ち直っていたのはあっぱれ。虫食いの穴も真夏に比べれば激減したといっていい。気温が低くなってきたから成長の速度は遅いけれど、もうしばらく待てば収穫できそうだ。

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 ついでに白バラの実をチェック。先日は青かった実がほんのり色づいてきた。いずれ真っ赤になったところに雪が積もると、いっそう赤い色が引き立って見えるだろう。

 そんなことを楽しみに待つようになったのは、いつの間にか年を取った証拠かもしれない。

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 先日の強風によるものであろうか、どこかからトタン板が吹き飛ばされてきたことに気づく。素手だったからそのままにしておいたが、近日中に片づけねばなるまい。

 ここ数日、まるで勉強をする気になれず、ふだんは訪問しないブログをあれこれのぞいて見ている。こういうときは頭が働かないから、固い文章はつい敬遠したくなる。旅行記のたぐいがよろしい。

 正直なところを申し上げると、(まことに失礼ながら)絵日記以下のつまらないものも多いけれど、たまにおもしろいブログに出会うと、つい読みふけってしまう。写真のお上手な方は、総じて文章もうまいという印象を受ける。スランプ脱出まではお世話になるとしよう。

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October 26, 2015

Daily Oregraph: 夕日の大きさ

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 模範的すぎてどぎまぎしてしまう夕日である。これを撮らなくては、お日様に失礼であろう。

 今日の夕日は肉眼ではずいぶん大きく見えたけれど、それは錯覚なのだという。なるほどそうなのか、と納得すればことはすむけれど、ちょっと待った(笑)。

 錯覚というのは周囲の景色との対比によって生ずるのだろうから、周囲の景色を含む写真中の夕日はどうして大きく見えないのかという疑問が残る。ネット検索してみたが、納得できる説明は見あたらなかった。

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 今日の定点撮影。北米大陸は……見えないねえ。

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 波間ではなく雲間に沈んだところが惜しかった。

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 肉眼で大きく見えるのは夕日だけではない。この月も写真より一回りどころか二回りは大きく見えた。

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 ぼくは基本的にはリアリストのつもりだけれど、肉眼で見えたように見えないのはおもしろくない。そこで太陽の大きさを記憶サイズにしてみたのがこちら。

 みなさまも納得のサイズだと思うが(笑)、いかがだろうか?

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October 25, 2015

Daily Oregraph: 裏庭画報 落葉を集める

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 エゾヤマザクラ(手前)もナナカマドも、すっかり丸坊主になってしまった。落ちた葉は雲散霧消するわけではなく、当然のごとく地面に残る。

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 そこで落葉を集めてゴミ袋に入れたのだが、なにしろ恐るべき量である。しかも昨夜来の強風が、時折まとめた落葉を吹き散らすのには閉口した。

 取りつくすのはとても無理と判断して、いい加減なところでやめにした。敵は多勢、天候は我に利あらず、負けいくさは避けるのが兵法の常道だからである。

 最後の小松菜は風に吹かれて横倒しになっていたけれど、たぶん立ち直るだろう。おまじないのように肥料をばら撒き、密教の呪文をとなえて(笑)成長を祈願しておいた。頼むよ、おい。

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October 23, 2015

Daily Oregraph: 十勝港絵日記 10月23日

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 デッキの清掃作業。新米の船員が黙々と働いている。

 いいか、今は給料が安くても、地道に働いていればきっとよくなる。辛抱していれば必ず暮しが楽になるんだから、腐らずにがんばれよ。

 かつての日本はそうだった。なにも贅沢をしようというわけではない。しかし苦労が少しは報われる社会……それがそうではなくなりつつある。悲しい。

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 十勝港の夕日は山に沈む。

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 日が沈んでも作業はつづく。

 今日も絵日記。同僚と一杯やったあとだから、今夜はこんなところでお茶を濁しておこう。

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October 21, 2015

Daily Oregraph: 西港絵日記

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 本日の船上セキュリティ・チェックポイント。独創的なデザインのデスクだが、ちょっと高さが不足していると思う。

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 乗組員の交替があるらしく、新乗船者がタラップを上ってきた。国籍はスリランカだという。

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 デッキをうろうろしていたら、ちょうど郵船の船が出港するところであった。くしろーOBさんへのサービスとしてパチリ。

 ちょっと疲れたので、本日は絵日記ですませることにした。こんな手抜きの絵日記では先生に叱られるかもしれないが……

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October 20, 2015

Daily Oregraph: 十勝港絵日記 10月18日~19日

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 10月18日。秋空の下のんびりと寝そべっている牛たち。

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 十勝河口橋の少し手前、収穫の終った畑でタンチョウヅルをみかけた。なにかエサでもあるのだろうか。

 十勝管内でタンチョウを目にしたのはこれが二度目である。

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 10月19日。空いた時間に十勝港内を散歩して漁港区へ向かった。風は弱く、ポカポカ陽気である。

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 漁船は出漁中らしく、漁港は閑散としていた。カラカラと回る換気扇の窓がモンドリアン風で気に入った。グッド・デザインだと感心するのはぼくだけか?

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 こちらは無国籍風。どうもぼくには縦横の直線の組合せに惹かれる傾向があるらしい。やはり一種のマナリズムかもしれないな。

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 万物が枯れはじめた中、まだ生き残っている赤い花。ずいぶん背は低いけれど、コスモスの仲間だろうか。写真では再現できなかったが、実物はもっと濃く鮮烈な赤である。

 この日食べたチャーハンとラーメンのセットは威力すさましく、今日になってもまだ腹が苦しい(笑)。たかが絵日記ひとつ書くのに、ひどく苦労してしまった。反省。

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October 19, 2015

Daily Oregraph: ラーメン・チャーハン 広尾風

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 今日の昼飯は広尾町の某食堂にてミニチャーハンと塩ラーメンのセット。どなたかのマネをしたわけではないが(笑)、なぜか無性に食べたくなったのである。

 この食堂、盛りのいいことで知られており、ミニチャーハンにしては量が多い。ラーメンといっしょに平らげたら満々腹になってしまった。同席のNさんの注文したカツカレーも普通盛りのはずが、どう見ても超大盛りなのにはビックリ。作業服姿のお客さんが目立つのも納得である(ツナギを着用したわれわれも同類であったが……)。

 さて広尾町のラーメンといえば、必ずといっていいほど麩がトッピングされていることは以前お伝えしたけれど、この食堂もまた例外ではなかった。ラーメン、チャーハンともに味はまずまずといったところだが、麺はちと太すぎるように思った。塩ラーメンならやはり細麺であろう。

 釧路と十勝は隣同士なのだが、食文化は微妙にちがうようだ。まだまだ研究が足りないから、もっと精進しなくてはいけない。

 明日は18日~19日の十勝港絵日記を掲載する予定である。

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October 17, 2015

Daily Oregraph: 裏庭画報 ハキダメギク

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 冬も間近になり、裏庭に咲いているのはこの花くらいなものだ。たいへん小さく、目立たない花である。

 ハキダメギクだろうと思うが、これと酷似して区別のむずかしいコゴメギクというのもあるらしい。舌状花の冠毛の有無で見分けるというのだが、これほどアップで撮ってもよくわからない。いずれにしても、熱帯アメリカ原産の帰化植物である。

 掃溜菊と命名したのは牧野富太郎博士だが、「3裂した小舌状の花冠は5個、汚白色だが星の光のようでよく見るとうつくしい」とお書きになっている。それならもちっとマシな名前をつけてあげればよかったのに(笑)。

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 ナナカマドの実は先日の暴風ですっかり吹き飛ばされてしまったが、バラの赤い実は健在である。まだ青い実のほうが多く、見ごろはこれからだろう。

 白バラの花はきれいだけれど、あまりにも枝がはびこるので、数年かけてバッサリ切り払ったのに、まだしぶとく生き残っている。この種の植物は、よくよく考えてから植えたほうがよさそうだ。

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 植物に魚類という取り合せはちょっとおかしいけれど、ついでだから、今夜のごちそうを。スーパーでスケソウダラを二尾お買い上げ。鍋にして食うのである。

 先に希望の見えぬ世の中にしておきながら、「一億総活躍」などというずうずうしい(しかもセンスのない)ことを平気で抜かす政権がのさばる、まことに情けない世の中だから、せめて安くてうまいものを食って元気をつけようというわけだ。

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October 14, 2015

Daily Oregraph: 夕暮れマナリズム

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 -マンネリズムというからよくないのだ。万年リズムだと思うだろ。マナー+イズムでマナリズムね。つまり、やり方、流儀、型が決まっていること。

 -結局同じことじゃないか。つまらん。

 -そうとはかぎらんさ。たとえば芝居だな。役者独特の型というかクセみたいなものが、どうしても現れる。そいつがぴたりと決まっていれば、何度見ても思わず「成駒屋!」と声をかけたくなるだろう。これなどは立派なマナリズムだ。

 -芸風というやつかい。しかし毎度声をかけられるほどの腕前ならいいけど……

 -そこなんだよな、問題は。マナリズムの道は実にきびしい。

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 これはマンネリじゃない(笑)、定点撮影である。本日の太平洋は、少し波のある程度であった。

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 16時38分。よそ見をしているうちに太陽が雲に隠れてしまった。

 この太陽などは偉大なるマンネリの代表格で、来る日も来る日も昇っては沈む。よくもまあ飽きもせずに、と思わぬでもないが、ぼくたちの生命がかかっているのだから、飽きられては困る。

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 -う~む、君もほんとに飽きないねえ。同じ景色ばかり撮っている。マンネリ大賞を進呈しよう。

 -メルシー。なにごとも継続は力なりだ。さて日も暮れたことだし、そろそろ一杯やろうか。

 -異議なし。しかし毎晩毎晩、お互い飽きないものだなあ。

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October 12, 2015

Daily Oregraph: 春採湖畔定期航路復活

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 風はやや強いが上天気。

 春採湖はほんとうに久しぶりである。もちろん湖そのものは車で通りかかるたびに目にしているのだが、最後に湖畔を歩いたのはいつだったか、もう忘れてしまったほどである。

 今日はほんの足ならしのつもりで、旧柏木小学校からゴマツリ岬までの短いコースを往復したにすぎないが、気分すこぶる爽快、定期散歩航路のひとつとして復活させることにした。

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 二年前だったか三年前だったか、大暴風雨によって土砂崩れした跡が何ヶ所も残っている。そのあとしばらくの間、部分的に通行不能だったため、自然と足が遠のいていたのである。

 土砂の流れた部分がふたたびオオイタドリの群落に覆われるまでには、まだ何年もかかりそうだ。

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 ゴマツリ岬到着。ここから眺める景色はなつかしい。まるで放蕩息子が数十年ぶりに帰郷したような気分である。

 今日は祝日のせいもあってか、多くの人が散歩していた。途中山坂もほとんどないし、年配の方にもやさしい散歩コースだと思う。もちろん二日酔いのジジイにも……

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October 11, 2015

Daily Oregraph: 大根卸しを味わう

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 最近収穫したばかりのダイコンを卸しにして、サンマといっしょに食う。

 ぼくにとってサンマは大根卸しをうまく食うための添え物にすぎない。なければなくたってかまわないのだが、サンマがいっそう大根卸しを引き立てることはまちがいないと思う。

 ほどよい苦味とほんのりした甘味が入りまじり、たっぷりの水分によって、ミミズの這い回る大地の恵みがじんわりと体にしみわたる。心身ともに浄化されるから、いくらアルコールを摂取しても害がなさそうに思えるところもありがたい。

 『自由論』は読み終えて二度目に入ったところである。ラディカルな文章だから、とても1859年に発表された古典とは思われず、現代にも立派に通用する内容である。最近の与党の横暴ぶりを見れば、この国のありようが19世紀以前の後進性を示しているために、なおさらそういう印象を受けるのだろう。

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 本日併読していた藤原新也著『印度放浪』を読了。朝日文庫版(1995年)なのだが、ザラザラの紙に印刷された写真がよかった。カメラでもなく、レンズでもなく、プリントでもない、写真そのものの力を感じたのである。

 こういう写真を撮る眼を持つことが大事なのだろうが、それは学校で技術として教えられるような種類のものではないから、もっともむずかしいところにちがいない。

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October 10, 2015

Daily Oregraph: 旧弥生中学校へ

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 そういえばしばらく旧弥生中学校へ行っていなかった。そこで全国にはたぶん数万人いらっしゃるであろう弥生中学校ファンのみなさまのために、超ローカル紙としての使命を果たすべく、カメラをぶら下げて出動することにした。

 当然のことながら、訪れるたびに荒廃の度を加え、正面玄関右手ではトタン屋根がはがれかかっていた。先日の強風によるものかどうかは不明である。

 壁の時計が取り外され、体育館脇の水飲み場は撤去されて、正面玄関前に置かれている。つまりときどきは市役所の方が見回っておられるのだろう。

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 海に面した側へ回ってみると、屋根が一部完全にはがれて痛々しい感じがする。

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 こちらでは広範囲にわたって屋根板が脱落している。内部に雨が浸入していることはまちがいないだろう。

 まさかこの校舎を何十年もこのまま放置することはないだろうけれど、建物が取り壊されるのが先か、ぼくがあの世に行くのが先か、微妙なところである(笑)。

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 もちろん昔は千代ノ浦漁港は整備されていなかったが、丘からの眺めはそう大きく変わってはいない。石炭列車は今も海岸沿いの線路を走っている。

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 目を西に転ずれば、画面右側には知人へ向かうぼくの定期散歩コースが見える。

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 こんな潮風がまともに吹きつける場所にも、畑を耕して野菜を作っている方がいる。なぜかちょっぴり感動してしまった。

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October 09, 2015

Daily Oregraph: 老塀は倒れず

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 朝にはぴたりと風がやみ、裏庭へ行ってみると板塀は無事であった。被害といえば、腐食の進んだ物置の引き戸が二枚、家の壁に倒れかかっていたくらいである。

 本州の友人から台風見舞いの電話があり、どうもぼくが吹き飛ばされたんじゃないかと思ったらしい。心配してくれるのはうれしいけれど、なあに、こちとら板塀ほどボロじゃないさ。

 海辺近くのあるお宅では、お気の毒にも古い板塀が半分以上倒れていた。わが家の塀が倒れなかったのは運がよかったとしかいいようがなく、別に主の日頃の精進がいいわけではない。

 午後からは風が少し強まったけれど、波は思ったほど高くはなかった。明日の予報は晴れである。

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 見るたびにふしぎに思うのが、知人の路地に古くからあるこの廃屋だ。北海道様式の建築としては今や貴重なものだが、すっかり傾いて見る影もない。

 いつ倒壊してもおかしくないけれど、たび重なる強風にも耐えてしぶとく残っている。わが身を見る思いがしないでもない(笑)。

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 足長おじさん。この手の写真を撮るには最高の季節である。

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 東の空に中途半端な虹を見ながら散歩を終える。マンネリもいいけれど、たまには変化も欲しいし、さて明日はどうしようか?

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October 08, 2015

Daily Oregraph: 風の音にぞ (2)

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 13時05分。はがれたトタン板はさらにめくれ上がり、吹き飛ばされたらどうなることかと心配していると、

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13時50分頃やっと消防本部のみなさんが到着。今日はあちこちで屋根がはがれたらしいから、忙しくてとても手が回らなかったのだろう。

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 ときどきトタン板が突風にあおられ、作業は危険この上もない。

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 釘を打ってトタン板を固定する。

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 さらに念を入れ、端に押さえの板を当てて固定。

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 最後の仕上げである。

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 14時07分頃作業完了。

 作業の手際のよさといい、丁寧な仕事ぶりといい、すっかり感服してしまった。日頃の訓練のたまものなのだろう。脱帽である。

 今もときどきサイレンの音が聞こえるから、危険な応急処置作業はつづいているのだと思う。消防本部のみなさま、どうかくれぐれもお気をつけて。

 幸いわが家は無事であった(と思う)が、裏庭の板塀も心配だし、明日は点検する必要がありそうだ。主も家もガタがきているのである。

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Daily Oregraph: 風の音にぞ

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 10時36分。風の音が気になり、なかなか本に集中できないので、気分転換に一枚。濡れた窓越しに撮ったからぼやけているけれど、風の強さがなんとなくおわかりいただけるだろうか。

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 10時48分。そんなノンキなことをしている場合ではなかった。

 すぐ近くからバタン、バタンという大きな音が聞こえてきたので、南側の窓を開けてみると、お向いの家のトタン屋根が風にあおられて、いまにも吹き飛ばされそうになっているではないか。どなたか消防に通報したらしい。

 わが家も十分古いから、いささか心配になってきた……といっても打つ手はないのだが。

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October 07, 2015

Daily Oregraph: 台風にそなえて

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 明日は台風23号が接近するという。釧路は予報円すれすれに入っているので、大荒れになるのはまちがいなさそうだ。

 それなら今日のうちに買い物をすませておこう、と外出したついでに野菜ラーメンを食べる。月に一度は無性に食べたくなるのである。

 広い世間にはラーメン評論家なる奇妙な人種がいるけれど、たいていは早死にするらしい。いくらうまいとはいっても、来る日も来る日も三食ラーメンを食べつづけ、おまけにスープまで飲み干して「完食! どんなもんだい」と自慢するのがよくないのだろう。

 それはそれで壮絶なる死といえないこともないが、だれもほめてくれないどころか、バカなやつだと笑われるのがオチだろう。かわいそうに、納豆飯評論家なら長生きしたかもしれないのに。

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 台風が来るなら明日は散歩できそうにないので、マンネリズム評論家としては、今日のうちにいつものコースを歩かねばならない。いつの日か歩いている途中でバッタリ倒れても、それは本望である。文科省推薦ジジイは、死んでもカメラを離しませんでした。

 ここからの眺めはすっかり定点撮影みたいになったけれど、目のいいお方なら、水平線の向こうに北米大陸がぼんやり見えるはずだ。ぼくには見える(笑)。

 予想外に波は高かった。台風より先にウネリがやってきたのかもしれない。

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 こんなにみごとな夕焼けなのに、予報では明朝から暴風雨。

 食料も仕入れたし、アルコールの備えも万全、たまにはマジメに勉強するとしようか。

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October 06, 2015

Daily Oregraph: 抜けた話

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 今日は昼前に郵便局とコンビニへ行っただけ。帰りがけに港町岸壁へ寄って生存証明写真を撮影した。みなさんご熱心だが、釣れるのかなあ?

 『自由論』はやっと80頁にたどり着いた。さっぱり進まない理由のひとつにミスプリントがある。今やインターネットで簡単にテキストを入手できるのはありがたいのだが、むやみに内容を信頼するとひどい目に会うから要注意である。

 小説ならともかく、この種の論文の場合、誤解があってはならない。できれば複数のテキストを参照したほうがいいと思う。


 本日出くわした誤植は4箇所。ひとつは 'of' の脱落で、意味がわかるようなわからないような、ヘンテコな文章になっていた。

 二つ目は 'of' が 'or' に化けており、これには閉口した。一応文章としては成立するのだが、論理的におかしいのである。別のテキストを参照して解決するまで余計な時間を食ってしまった。

 三つ目と四つ目はどちらも 'often' が 'of' になっていた。こういうのはすぐにおかしいと気づくから、まだ罪が軽いほうだろう。

 こういう場合はどう対処すべきだろうか? ぼくの経験から申し上げると、

 1. まずおのれの頭を疑え。つまり常に謙虚であれ、ということだ。

 2. 次に意味がわからなくともあきらめずに誤植を疑え。前項にもかかわらず(笑)、自分がそんなにバカなわけはないと思いなおすのである(そうでなければ生きてゆけるものか)。

 かくしてバカと利口の間を行ったり来たりしているうちに日が暮れる。日が暮れると一杯やりたくなる。一杯やると面倒な文章を読む気が失せる。先へ進まないわけだよ。

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October 05, 2015

Daily Oregraph: 拾ったリンゴを食う話

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 落果の雨に踏み迷ふ釧路の秋の林檎狩り……というわけで、2日に拾ったリンゴを試食してみた。

 あらかじめ用意しておいた形容詞は、酸っぱい、苦い、渋い、まずい。かたちは小さいし、真っ赤に熟しているわけではなし、そう思ったのも無理はないだろう。

 しかし、but、however、意外にも甘いのには驚いた。まったく雑味がなく、純粋に甘いのである。難点といえば、水分がやや不足し、小さい上に芯の周囲が固いため、可食部分が少ないことであろうか。全体にジャリジャリとして、食感はむしろ梨に近いという印象を受けた。

 -へえ、そりゃあほんとに拾いものだったね。

 -うん。ジャムにするといいかもしれない。

 しかし拾った翌日行ってみたら、このリンゴ、持ち主はご存じなかったらしく、そのままになっていたけれど、車が通ったとみえて、大部分が無残にもつぶれていた。教えてあげればよかったかもしれない。

 長生きしたおかげで、ご近所にリンゴの木があることを知り、その実をはじめて味わったという話である。ジジイも歩けばリンゴを拾う、だな。

 本日は部屋に引きこもっていたから、なにも拾わなかった。さて明日は……?

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October 03, 2015

Daily Oregraph: 波いまだ高し

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 今朝からふたたび少し強まった風に吹かれていると、歩きはじめはちょっと肌寒かったけれど、だんだん汗がにじんでくる。

 こりもせずに同じ景色を撮っているが、カーブを曲がると別の世界が開けていそうな気がするから、ここはぼくの好きな場所なのである。

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 カーブを曲がっても別世界が展開するわけではないけれど、景色はたしかに一変する。波はまだ高いが、明日にはすっかりおさまるだろう。

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 知人の浜には人影ふたつ。釣人ではなく、夕日を眺めに来ているらしい。

 釧路の夕日といえば幣舞橋と相場が決まっているけれど、ここから見る落日も悪くないと思う。しかし人がわんさと押し寄せてくれば気分ぶちこわしだから、あまり宣伝しないほうがよさそうだ。どうかみなさまおいでになりませぬように(笑)。

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October 02, 2015

Daily Oregraph: 暴風のあと

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 深夜から早朝にかけて恐ろしい風が吹き荒れた。近所の裏道にはいままでみかけたことのないリンゴの実が転がっていた。実の割れたものが目立つ。

 又三郎が吹き飛ばしたのだろうけれど、ここにリンゴの木があるとは知らなかった。

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 小型だけどコリンゴやヒメリンゴよりははるかに大きく、立派なリンゴである。ひょっとしたら食べられるかも知れないので、一個だけ勝手にいただいた。

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 リンゴをこっそり(?)ポケットに入れていつものコースをたどる。今日はここで夕日を拝むことになった。

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 この時間にはすっかり風はおさまっていたのだが、波はまだまだ高い。

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 知人の浜にも大波が押し寄せていた。

 わが裏庭ではナナカマドの葉が半分以上吹き飛ばされ、エゾノコンギクもほとんど丸坊主になっていた。強風のたびにハラハラさせられるボロボロの板塀は幸い倒れていなかったのでホッとする。

 今夜はそのお祝いに一杯。まあ、飲む理由には事欠かぬものである。

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