Daily Oregraph: 暴風のあと
深夜から早朝にかけて恐ろしい風が吹き荒れた。近所の裏道にはいままでみかけたことのないリンゴの実が転がっていた。実の割れたものが目立つ。
又三郎が吹き飛ばしたのだろうけれど、ここにリンゴの木があるとは知らなかった。
小型だけどコリンゴやヒメリンゴよりははるかに大きく、立派なリンゴである。ひょっとしたら食べられるかも知れないので、一個だけ勝手にいただいた。
リンゴをこっそり(?)ポケットに入れていつものコースをたどる。今日はここで夕日を拝むことになった。
この時間にはすっかり風はおさまっていたのだが、波はまだまだ高い。
知人の浜にも大波が押し寄せていた。
わが裏庭ではナナカマドの葉が半分以上吹き飛ばされ、エゾノコンギクもほとんど丸坊主になっていた。強風のたびにハラハラさせられるボロボロの板塀は幸い倒れていなかったのでホッとする。
今夜はそのお祝いに一杯。まあ、飲む理由には事欠かぬものである。
Comments
先ほどテレビで釧路の港を見ましたが、大変な具合になっていますね。薄氷堂さんはまさか港には住んでいらっしゃらないだろうけれど、ちょいと心配です・・・
大和の方も一時は夜中に目を覚ますほどのすごい雨風になったのですが、ほんの数時間で通り過ぎちゃいました。
Posted by: 三友亭主人 | October 03, 2015 07:04
>三友亭さん
港は大好きですけど、住みたくはありません(笑)。
このたびは高波で港湾道路が冠水しましたし、万一津波でも襲来すれば逃げ場がありませんから。
わが家は海岸には近いですが、高台にありますから安心ですよ。
Posted by: 薄氷堂 | October 03, 2015 18:29