Daily Oregraph: 夕日の大きさ
模範的すぎてどぎまぎしてしまう夕日である。これを撮らなくては、お日様に失礼であろう。
今日の夕日は肉眼ではずいぶん大きく見えたけれど、それは錯覚なのだという。なるほどそうなのか、と納得すればことはすむけれど、ちょっと待った(笑)。
錯覚というのは周囲の景色との対比によって生ずるのだろうから、周囲の景色を含む写真中の夕日はどうして大きく見えないのかという疑問が残る。ネット検索してみたが、納得できる説明は見あたらなかった。
今日の定点撮影。北米大陸は……見えないねえ。
波間ではなく雲間に沈んだところが惜しかった。
肉眼で大きく見えるのは夕日だけではない。この月も写真より一回りどころか二回りは大きく見えた。
ぼくは基本的にはリアリストのつもりだけれど、肉眼で見えたように見えないのはおもしろくない。そこで太陽の大きさを記憶サイズにしてみたのがこちら。
みなさまも納得のサイズだと思うが(笑)、いかがだろうか?
Comments
なるほど・・・二回り以上は大きく見えますね。
それにしても海に沈む夕日っていいですね。こんな落日は大和に居たら絶対に見られない(二上山に沈む夕日ってのがありますが)どころか、我が郷里宮城でも見られません。朝日は海から上る所が多いのですが、夕日は蔵王に沈んでしまいます。しかも我が東松島から見ると東には牡鹿半島がせり出して・・・朝日はそこから出てきますからねえ。
Posted by: 三友亭主人 | October 27, 2015 21:18
>三友亭さん
加工した写真の夕日のほうが自然に見えませんか?
さて地図を見れば納得はするのですが(笑)、十勝港へ行くたびに、同じ太平洋岸なのに、夕日が山並みに沈むのがふしぎでなりません。
こどものころから、日は海に沈むものと思い込んでいるんですね。
Posted by: 薄氷堂 | October 28, 2015 12:10