薄氷堂 Smoking Room

　10月18日。秋空の下のんびりと寝そべっている牛たち。

 
　十勝河口橋の少し手前、収穫の終った畑でタンチョウヅルをみかけた。なにかエサでもあるのだろうか。

　十勝管内でタンチョウを目にしたのはこれが二度目である。

 
　10月19日。空いた時間に十勝港内を散歩して漁港区へ向かった。風は弱く、ポカポカ陽気である。

 
　漁船は出漁中らしく、漁港は閑散としていた。カラカラと回る換気扇の窓がモンドリアン風で気に入った。グッド・デザインだと感心するのはぼくだけか？

 
　こちらは無国籍風。どうもぼくには縦横の直線の組合せに惹かれる傾向があるらしい。やはり一種のマナリズムかもしれないな。

 
　万物が枯れはじめた中、まだ生き残っている赤い花。ずいぶん背は低いけれど、コスモスの仲間だろうか。写真では再現できなかったが、実物はもっと濃く鮮烈な赤である。

　この日食べたチャーハンとラーメンのセットは威力すさましく、今日になってもまだ腹が苦しい(笑)。たかが絵日記ひとつ書くのに、ひどく苦労してしまった。反省。