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September 21, 2015

Daily Oregraph: 昔の遊び

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 ひさしぶりにこんなものをみた。昔こういう遊びがあったことは記憶しているが、今の女の子たちも遊んでいるとは知らなかった。

 ルールはとっくに忘れたけれど、地面にチョークか石筆(最近では知る人も少ないだろうが、駄菓子屋で売っていた)で円を描き、円がひとつのところは片足で、ふたつのところは両足でピョンピョン跳びはねるように進むのではなかっただろうか。

 わざわざ「くものすがあります」として矢印があるところをみると、円から足を踏み外したら、クモの巣に引っかかって失格になるのかな? 上のほうにみえる絵はなんだかわからない。実際に遊んでいるところを見物したいものだ。

 左下に描かれている女の子の絵はいかにも現代風だが、いっぺんに半世紀以上も前に引き戻されたような気になった。女の子の遊びには、ほかに「ゴム飛び」(走り高飛びの簡易版みたいなもの)というのもあった。あとは「おはじき」だろうか。

 男の子ならパッチ(=メンコ)かビー玉。釘を投げつけて地面に刺す遊びもあった。やはり地面に線を引いて、ふたつのチームで競う「エス陣」というのもあったが、もうルールはすっかり忘れてしまった。

 みんなまだ貧乏だったから、ガキどもは青ばなを拭った袖口をテカテカ光らせ、ツギの当たった靴下にゴムの短靴をはいていたころの話である。夕方になれば軒先の七輪からはサンマを焼く青い煙がもうもうと立ち上り、こどもたちの甲高い歓声があちこちから聞こえてきたものだ。

 ドブからは蚊柱が立ち上り、ナメクジもめずらしくはなく、天井裏ではネズミが走り回り、木製のゴミ箱からあふれた生ゴミには蠅やウジがたかっていた。ノミ、シラミ、寄生虫も身近な存在であった。

 だれしもいまさらそんな生活に戻りたくはないかもしれないが、それでも(ぼくは幸い知らないが)息苦しい戦時下よりは一万倍もマシだから、こうしてなつかしく思い出すのだろう。

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Comments

この遊びは知りませんね。
だいたいチョークで地面に何かを書くという習慣はありませんでした。なんてたって、舗装の道路が目立ち始めたのは小学校の上学年になった頃からですから・・・
ですから自慢に何か書くときは・・・基本的にはズックのつま先、そして先のとがった石、そして・・・最上のものは五寸釘でした。

でも今でもこんな遊びをしている子どもがいるんですね。

Posted by: 三友亭主人 | September 21, 2015 at 22:45

>三友亭さん

 固めの地面に石筆で線を引くと、それなりに白く見えたと思います。もちろん釘や石ころも活躍しましたね。

 それにしても、子供たちの遊び、だれが発明したのか、不思議でなりません。歴史学には専門分野はないのでしょうか?

Posted by: 薄氷堂 | September 22, 2015 at 16:42

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