Daily Oregraph: 裏庭画報 雑草地帯
しばらく放りっ放しにしていた裏庭へ行ってみると、地面はほとんど雑草に埋めつくされていた。偉大なる葉っぱで自己主張しなければ、ダイコンだって存在がわかるまいと思うほどである。
ダイコンは白い首が見えてきたから、卸しにしてサンマといっしょに味わえる日も近い。この品種は辛さもほどよく、大根卸しだけでも一杯やれるくらいうまい。スコップさんからはフクひれも別にいただいたから、またひれ酒を飲むのが楽しみだ。
もう一度くらいは収穫できそうだから、雑草を引っこ抜いて小松菜の種をまいた。そのついでに、すっかり枯れていたサヤエンドウの茎をすべて処分し、そのあとにも小松菜をまこうとして鍬を入れたら、土の中から太いミミズがぞろぞろと姿を現したのにはビックリ。
釣りをする人ならミミズなど平気かも知れないが、ぼくは大の苦手だから(笑)、今日のところは追加の種まきを遠慮しておいた。もちろんミミズが元気なのは結構なことである。肥料はさすがに燐安などを使っているけれど、完全無農薬だから土の状態がいいのだろう。
真夏よりも蚊が多いのには閉口。敵は周波数の高い羽音を立てながら群がってくるのである。刺されるのはごめんなので、ズボンと上着を重ね着して作業したら、思い切り汗をかいてしまった。
当然ビールが飲みたくなる。う~む、飲もうかな、昼間から。
Comments
久しぶりの裏庭画報ですなあ。
大根の葉っぱの立派なこと・・・どうして大根おろしってのはあんなにうまいんでしょうなあ。そしてそれと秋刀魚の組み合わせを考えたこの国のご先祖様には感謝しても感謝し足りません。
>当然ビールが飲みたくなる。う~む、飲もうかな、昼間から。
汗をかいて労働したんだから当然の権利ですよ。それにビールだったらロシアあたりでは去年ぐらいまで清涼飲料水だったわけですから問題はありませんよ。
Posted by: 三友亭主人 | September 20, 2015 15:42
>三友亭さん
やっぱりサンマと大根卸しはセットですよねえ。あれほど相性のいい組合せもめずらしいと思います。
> 汗をかいて労働したんだから当然の権利ですよ。
ところがですね、ぐっと我慢したんですよ。麦は麦でも麦茶にしましたとさ(笑)。
Posted by: 薄氷堂 | September 20, 2015 19:35