Daily Oregraph: 十勝港絵日記 広尾漁港編
寒い!
一昨日は暑い、昨日は涼しい、そして今朝は寒い。一体どうなっているのだろうか? しかも今日の最高気温は広尾16.8度、釧路18.6度と逆転したのだから驚いた。
さて本日は昨日撮影した広尾町の漁港風景をお目にかけよう。例の35ミリ単焦点レンズ(52.5ミリ相当)で撮ったのだが、だからといって出来がいいわけではない(笑)。
これが広尾漁港。商業港である十勝港と連続しているのだが、雰囲気はずいぶんちがう。歴史を感じさせる建物や倉庫がいくつか残っているので、
いつもはこんな写真を撮って喜んでいるけれど、歩いて探せばモダンな景色だってある。
ほらね。ちょっと無国籍風味もあって、ぼくは気に入っているのだが、共感を得られるかどうかは神のみぞ知る。
上の写真の防波堤の外には、印象的な岩がある。
ぼくの記憶によれば、この岩にはたしか鳥居があって、そこから陸上まで太い綱が張られていたはずだ。陸上側には小さな社があるので、この岩も信仰の対象になっていたのかもしれない。
港の床屋さんはもう廃業されたらしい。ぼくは四隅の丸い窓のしゃれたデザインが気に入っていた。
こちらは2002年9月11日撮影。床屋さんが営業されていた当時のものである。お店はいうまでもなく、いかにもネガフィルム然とした色合いもまたなつかしい(スキャンし直せばもっと自然な色調になるかもしれないが……)。
時間が遅かったせいか、残念ながら漁港は眠ったような静けさだった。活気のある風景が撮れなかったので、次の機会には早朝に出かけてみようと思う。
漁港から戻って、午後の第4埠頭。霧雨のため荷役待機となった。自転車で丘の上まで買い物に出かけた乗組員が帰ってきたところ。
とまあ、とりとめのない絵日記になってしまったけれど、だんだん単焦点レンズのおもしろさを思い出してきたのは収穫であった。しばらくこのレンズを使ってみるとしようか。
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