Daily Oregraph: 十勝港絵日記 岩を見る
広尾漁港の防波堤外にある岩と、昨日撮影した港の小さな神社の位置関係を知っていただこうと、昼休みに広尾鼻へ。この町は何度も訪れているから、多少は土地勘があるのだ。
標柱には「記念物 旧跡 広尾鼻」とある。丘の鼻先という意味なのだろう。あるいは端(はな)に通ずるのかもしれない。
防波堤外の岩と、矢印で示した社(これも小さな岩の上にある)とは、ほぼ一直線上にある。その左手にある大きな岩も人目を引く。
以下の写真はすべて昨日撮影したものである。
これが神社。模型のように小さな祠である。
小なりとはいえ厳島神社。二見岩というのは二見浦を連想させる。ひょっとしたら防波堤外の岩とこの岩は夫婦岩の親戚でもあろうか。だとすれば防波堤はヤボな存在かもしれない。
ついでだからもう一つの岩も見物しよう。
初めて見たらビックリすることうけあい、なかなかの奇観である。近くで見るのはこれが二度目だけれど、やはりフーンと感心してしまった。
樹木ならバッサリ伐られてしまったはずだが、じゃまな岩が破壊されなかったのは、単に工事が大変だったからか、それとも景観保護のためか、あるいは神罰を恐れてのことか(笑)、機会があったら地元の方にお聞きしてみたい。
あまりにも感心したからアップで一枚。なかなかの風格があるから、ぼくとしては神罰恐怖説を採りたい。
今日の絵日記は広尾町観光協会にも協力できたし、きっと先生もほめてくださるだろう。
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