Daily Oregraph: 寒さ対策?
本日の船上セキュリティ・チェックポイント。
真夏にこんな格好ができるのは釧路だからこそ。これで湿気がなければいうことはないけれど、あいにく湿度は高い。この天気、当分つづきそうである。
だれも暑さを感じないらしく、船内でまともにエアコンが効いていたのは機関室のコントロールルームだけであった。
夏らしさを感じたのは、コックさんからスイカを一切れごちそうになったとき。ところがスイカは秋の季語だというから驚く。
もとは秋に多く出たものだが、最近は栽培法が進み、早生種が、夏のうちから出まはるやうになつた。-角川書店編 俳句歳時記(昭和四十五年 九版)
う~む、時代は変ったんだからなあ。もっと柔軟であってもいいんじゃないか。
七月の寒きに西瓜を食ひにけり 薄氷堂
とは、ちょいとへそ曲がりが過ぎたかな(笑)
Comments
へえ~「すいか」は秋でしたか。
まあ、季語なんてのは現代の感覚からずれているのは少なくないけど、私が知ってるそんな例の多くは暦のずれからくるものが多いんですが、こんな例もあるんですね。
Posted by: 三友亭主人 | July 28, 2015 05:43
>三友亭さん
ぼくもてっきり夏の季語だと思い込んでいたのです。
しかし熱燗(冬の季語)を真夏に飲む人だっているのだし、季節外れにもそれなりの味があるのだから、あまりやかましいことをいわなくてもいいような気がします。
芭蕉曰く、余が風雅は夏の熱燗のごとし、とね。
Posted by: 薄氷堂 | July 28, 2015 20:19