Daily Oregraph: 風もないのに
早朝港へ行ってみると、船が岸壁から数メーター離れて大きく動いている。船体が前後に走るので、ロープが切れぬように緩めているからだ。
ときおり波が防波堤を越してくるけれど、風はほとんどなく、港内は一見したところ平穏である。もっともたちの悪い種類のウネリだ。はるか遠くの台風がもたらしたものだろう。
事務所の窓から見ていると、このままでは危険と判断したらしく、本船は14時に離岸した。21日の朝まで沖待ちとは気の毒千万、想像するだけで船酔いしそうになる。
風もないのに心が揺れる
便り途絶えてもう三月
全く関係ないのに、そんな句が浮かんできた。え、そりゃなんだって? ヤボなお人だねえ。都々逸だよ、もちろん(笑)。
最後にご報告。サヤエンドウの実である。まあ、写真を肴に一杯おやりなさい。
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