Daily Oregraph: 例によって例のごとし
-う~む、こりゃカマボコ写真だね。
-へえ、どういう意味だい?
-マンネリズムが板についてきた。
ほめられたのかけなされたのかよくわからないが(笑)、ほめられたのだと解釈しておこう。人間、多少のずうずうしさは必要である。
しかしいかにマンネリ散歩といえども、気のつくことがないわけではない。たとえばレールの錆の浮き具合で、石炭列車の運行状況がわかる。ピカピカ光っているときと真っ赤にさびているときとでは、出炭量にかなり差のあることは素人目にも判断がつく。ここ数日レールにかすかな光がよみがえってきたのはなによりである。
いつも線路の写真ではいかにも芸がないから、今日は植物観察。
これ、なんだろうか? セリ科はまちがいないのだが、この仲間はたいへん見分けにくい。たぶんオオハナウドではないかと思うけれど、まちがっていたらどうか遠慮なくご指摘いただきたい。
銭湯の建物がどうなったか、気になって夜も寝られぬ読者のために、ちゃんと取材はつづけている。残ったのはほとんど浴槽部分だけになった。待たれよ、次号を。
おまけは本日収穫した白カブ。残念ながら肝腎の根っこは半分以上中が傷んでいたけれど、葉っぱといっしょにオリーブ油で炒めたらうまかった。かすかに苦みの感じられるところがまたクセになるのである。
ダイコンもそうだが、太陽の恵みである葉っぱを捨てるべからず。
Comments
お久しぶりでございます。
順調に野菜が育っているようで何よりです。
どうしてカブが傷んでしまったのでしょうね。
ムシのせいでしょうか。
小松菜・カブとつづきエンドウが楽しみですね。
さっと湯がいたエンドウをつまみにビールをいっぱいというのもなかなか良いものです。
Posted by: k | June 19, 2015 22:22
>残念ながら肝腎の根っこは半分以上中が傷んでいたけれど
大阪の白カブもだいぶ傷んできましたが・・・なんか最近東京の方で悪あがきをしたそうで・・・・
Posted by: 三友亭主人 | June 20, 2015 10:08
>k さん
原因がわからないんですよ。でも葉っぱが十分うまいのでよしとしましょう。
サヤエンドウはまだ時間がかかりそうです。もぎたては香りがいいので、今から楽しみです。
Posted by: 薄氷堂 | June 20, 2015 19:22
>三友亭さん
煮ても焼いても食えん大阪の白カブはあきまへんな。
とても食えたものじゃないというので、客が八百屋に苦情を申し立てますと、
「そんなん選んだあんたが悪い」
Posted by: 薄氷堂 | June 20, 2015 19:32