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June 11, 2015

Daily Oregraph: 裏庭画報 小松菜を摘む

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 一度に食べる分だけの小松菜を摘んだ。初の収穫である。

 ごらんのとおり、虫食いの穴だらけではあるが、洗って食うのだからなんの問題もない。歯ざわりもまことによろしく、ぼくはこのくらいのサイズのものがうまいと思っている。

 -ダメだね。

 -なにがダメなんだい? いいじゃないか。

 -春の野に乙女が若菜を摘む姿にはさわやかな色気があって絵になるけど、六月の畑でジジイが虫食いの小松菜を摘んだってダメさ。第一貧乏くさくて話にならない。

 そういわれちゃ返すことばもないけどさ(笑)、こいつをおひたしにして一杯やるところなんぞは、乙女よりジジイのほうが似合っているんじゃないか。

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Comments

ジジイに一票でございます。
我が家は若緑のものとみると、片っ端からグリーンスムージーにしてしまいますが、このくらいの小松菜なんか最高です。でも、暑さの増すこれからの季節は虫が多すぎて、アブラナ科の緑はなかなかうまくいきません。
東海地方では、豌豆、空豆が終わり、レタスもお仕舞です。代わってズッキーニがむくむくと大きくなっています。4月に雨が多かったせいか、苗の生育が遅れ、胡瓜がやっと実をつけ始めました。ピーマンや茄子はまだまだこれからです。苗を買ってきたらもう少し早いのでしょうが、極力種から育てるを心がけているので、今年はかなり遅れています。
そういえば、寒冷紗をかけておいたキャベツ畑に紋白蝶が侵入、大変なことになりかけていました。

Posted by: 聖母の鏡 | June 14, 2015 00:50

>聖母の鏡さん

 貴重なる一票を投じていただきまして、まことにありがとうございます。

 こちらは北海道でも特に低温地帯ですから、野菜の生育には時間がかかり、温室でも作れば別なのでしょうが、種類もかぎられます。いろいろ手がけておいでのご様子、うらやましいかぎりです。

 そういえばキャベツには青虫がつきものですね。ぼくは芋虫や毛虫のたぐいが苦手なので、農業には不向きなようです。

Posted by: 薄氷堂 | June 14, 2015 21:04

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