Daily Oregraph: 頭のリハビリ
先日『灯台へ』を三べん読み終えた。一度目より二度目、二度目より三度目と、不明の点が少しずつ解消されたのは当然だけれど、それでも疑問は残るものだ。これ以上はどうしても相当実力のある先生が必要である。
しかしいまさら頭の悪いことを嘆いていたってしょうがない。このへんで一度頭を整理しておく必要がありそうなので、英文法書を読みはじめたら、これが案外おもしろい。最近の文法書には、こんな例文まで載っているのには驚いた。
It is [has been] two years since I last updated the homepage.
(私が最後にホームページを更新してから2年になります)
ぼくが読んでいるのは『表現のための実践ロイヤル英文法』(旺文社刊)だが、これは実によくできているからおすすめ。ジーンと感動すること請合いである。ウィスキーを一杯やりながら読むのも悪くない(実際そうしているけど……(笑))と思う。
Comments
>最近の文法書には、こんな例文まで載っているのには驚いた
文法書とはいえ、やはり時代を反映させなければならないでしょうからね・・・
なんでも、辞書好きの方は版があらたまるたびに購入するそうな。どんな語が採用されたか興味あるらしいですが・・・「どんな用例が」ってのも興味深いですね。
Posted by: 三友亭主人 | May 25, 2015 05:56
>三友亭さん
たまには文法書も買ってみるものです。ずいぶん進歩していますよ。
辞書も十年に一度は新調したほうがいいでしょうね。ただし辞書は古いものも捨ててはいけないと思います。昔の小説を読むときに例文が役に立つことがありますから。
Posted by: 薄氷堂 | May 25, 2015 20:59