Daily Oregraph: 散歩の季節
まだ少し空気はひんやりしているが、雪もほとんど消え、やっと散歩の季節が巡ってきた。例によって臨港鉄道沿いを歩く。
知人(しりと)の丘にはフキノトウがたくさん顔を出している。あまり上品な形容ではないけれど、まさにボコボコと生えており、いささか気味が悪いほどだ。こんなものを食う人がいるとは、ぼくにはとても信じられない。
臨港鉄道の線路がピカピカ光っているのは、毎日石炭列車の走る証拠である。あらためていつまでもこうあってほしいものだと思った。
もちろん当市の経済の浮沈にも関係するけれど、ここが廃線になったら散歩の楽しみも半減するからだ。ずっと石炭を掘りつづけてくれなくては困るのである。
もう少ししたら日は沈む。夕日を撮ればいいのにとお思いかも知れないが、待ち構えてなにかを撮るというのはぼくの主義に反するから、さっさと切り上げて帰宅することにした。写真は結局出会い系(?)だよね。
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