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January 15, 2015

Daily Oregraph: マイウェイ・パトロール

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 いつもの道を散歩。もう写真の撮りようもないくらい歩きなれたコースである。石炭列車でも通過すればよかったのだが、あいにく遭遇しなかった。

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 まったく目的がないわけではなかった。フキノトウを確認したかったのだ。知人(しりと)の崖は、釧路でもっとも早くフキノトウが顔を出す場所のひとつだからである。

 気温がプラスだから、いったん凍った土が融けてグチャグチャになっていた。予想どおりフキノトウを発見し、目的を達成したまではよかったけれど、足場が悪すぎて近寄れなかったのは残念である。

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 めずらしく知人の浜に先客を発見した。なにやら哲学者風の思索にふけっておいでのようだったので、浜へ降りてじゃまするのは遠慮しておいた。

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 運動のため南埠頭へ足を伸ばしたら、まるで氷がないのには拍子抜けし、ガッカリして南新埠頭へ回ると、たくさんの釣人がいた。

 気温は高いし風も弱いし、手袋の必要もなく、真冬の釣りがこんなに楽でいいのか。寒さにガタガタ震え、鼻を垂らし、凍えた手で竿をあやつるのが釣りの道であろう……などと勝手なことを考える。

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 南新埠頭東側には名物のガラクタ広場(?)があり、廃船から得体の知れぬ廃物まで雑多なものが置かれている。

 ここは天気の悪い日のほうが絵になるというふしぎな場所で、暗雲たれこめミゾレが顔にビシビシ打ちつけるような日には、どことなくホラー小説風の景色に見えるのだが、今日はダメ。カラスも不吉どころか、ただの間抜けな鳥にしか見えない。

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 さっぱり収穫のないまま、欲求不満気味で港町岸壁に出る。製紙工場の煙突から出る煙と空の雲の取り合せがちょっとおもしろかったけれど、これも物足りない。

 毎度同じコースばかり歩いていると、どうしてもマンネリになる。大都会の裏通りが恋しくなる。しかし簡単に出かけるわけにはいかないから、どうにか工夫せねばならないのだが、修行不足というのは悲しいものだ。

 たぶんぼくの目は節穴なのだろう。見えないところが見える魔法のメガネは手に入らないものだろうか。見なれた景色がいつもとちがって見えるとありがたいのだが。

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Comments

私は最近三輪のパトロールをさぼりがちで・・・
釧路という厳しい環境でパトロールを続けている薄氷堂さんにはいつも尊敬のまなざしで・・・(笑)

Posted by: 三友亭主人 | January 17, 2015 at 11:25

>三友亭さん

 どうも最近頭脳・身体ともに低調でして、パトロールに熱が入らないんですよ。

 かくなる上は神頼み。今度久延彦さんへお参りの折には、ぼくの分のお賽銭を立て替えてくださいませんか? そうですね、五円ほど(笑)。

Posted by: 薄氷堂 | January 17, 2015 at 21:47

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