Daily Oregraph: 北埠頭冬景色
次々と古い倉庫が取り壊されて一変した北埠頭。ひさしぶりに来てみたら、いっそう空間が広がってガランとしている。
こちらが逆方向から撮ったもの。どこが変ったのかというと……
この写真(2013年5月20日撮影)に見える一番手前の倉庫が姿を消したのである。
一枚目の写真右手の倉庫が取り壊されるのも時間の問題だろうから、いまのうちに肖像写真(?)を撮っておこう。
これが瀕死の倉庫の生命維持装置らしい。
長年の風雪に耐えた扉。
なんとも痛々しい姿だが、あなたの肌もいつかきっとこうなるだろう。いくらヘチマコロンを塗ったってダメ、老いは確実に迫ってくる。
友人知人が次々とあの世へ旅立ち、たった一人残されたあなたも、電気、いや血液の流れがふっつり途絶えて、ふたたび宇宙の塵と化す運命にある。生者必滅、会者定離……おっと、いけない。倉庫と人間の区別もつかぬほどボケはじめたらしい(笑)。
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