
選挙のたびにいっそう重くなる腰を上げて、さきほど投票をすませてきた。
そのついでに裏庭に来てみると、九月半ばから放りっぱなしにしていた畑は雑草だらけで荒れ放題。こりゃあ、来年の春は大変だな。一汗かかねばなるまい。
ナナカマドの枯枝にはまだ赤い実が残っていたけれど、写真を撮るには時期遅れもいいところである。
手近なのを一枝折ってみれば、しぼんでいたり、黒く変色していたり、まるでいまの日本の精神状況そのままである。なんとも情けない話だけれど、まあ、まだ赤みが残っているだけマシかもしれない。
いや、絶望するのはまだ早い。気を落とさずに今夜も一杯やることにしよう。
Comments
午後8時からはテレビを見る気もなく・・・数日前に録画しておいた高倉健の映画を見ながらウイスキーをちびりちびり・・・
てな感じで今は時間を過ごしています。明日の朝の朝刊は見たくもありませんが・・・
Posted by: 三友亭主人 | December 14, 2014 23:11
>三友亭さん
国民はまるで手玉に取られていますね。大義なき解散だから今回の選挙には意味がない、という一般的な見方は、まんまと作戦に乗せられたものだとぼくは思っています。
実は戦後最も危険な内閣を倒す絶好の機会だったというのに。だからこそぼくも今回は白票堂(笑)にはならなかったのですが……
ぼくなどはもう老い先が短いから死ぬまで酔っ払っていればいいんですけど、将来のある人々が自らの首をしめるような選択をするとは……
このたび投票しなかった人々は、この先どんなひどい目に会っても苦情をいう資格はないものと覚悟する必要があるでしょうね。
Posted by: 薄氷堂 | December 15, 2014 07:24