« Daily Oregraph: 北埠頭冬景色 | Main | Daily Oregraph: コンパクトデジカメ週間 (2) RICOH CX2編 »

December 27, 2014

Daily Oregraph: コンパクトデジカメ週間 (1) Canon A710IS編

141227_01 
 ぼくがいま持っているコンパクトデジカメ。5台も持ってどうするんだ? という疑問はもっともで、日常使うのはせいぜい2台がいいところである。

 しかしカメラ好きの方なら 10台やそこらは普通にお持ちではないだろうか。かく申すぼくも、古いカメラを友人知人に進呈していなければ、優にこの倍は手元に残っていただろう。どれも高級品ではない。発売後一年以上経過した、いわゆる型落ちの普及品を買うところがミソである。

 機械はいつ故障してもおかしくないから、最低2台は必要だ。当分リコーのCX2とCX6の2台態勢でいくつもりだったのだが、昨年から粉塵の中で撮影する機会が増えたので、試しに購入したのがオリンパスの TG-820 という防水カメラ。こいつは予想以上に頑丈なカメラで感心したけれど、あまりにも酷使したせいか、最近ときどき一部のボタンが正しく反応しないことがある。そこで先日後継機の TG-850 を入手したのは道楽ではなく、必要に迫られたせいである。

 カメラにかぎらず、メカニズムはときどき使わなければガタがくる。頭と一緒である。そこで最近ネタもないことだし、すべてのカメラを順番に使ってやろうと思い立った。

 第1回は何年も使っていない Canon A710IS を引っぱり出してみた。これは 2006年12月に購入後4年ほど使用して以来、ほとんどシャッターを切らなかったのだが、スイッチを入れると動作には異常なさそうだ。

141227_02 
 単3電池2本で動作するこのカメラは、ごらんのとおり、少々ごつくて重い。シャツの胸ポケットに入れて歩くのはちょっとつらいのが難点である。

141227_03 
 もうひとつの泣きどころは背面液晶モニタが見にくいことだ。晴天下の屋外では、ぼんやりと輪郭を確かめる役にしか立たない。光学ファインダがついているけれど、視差が大きすぎるからほとんど実用にはならない。

 今日はひさしぶりにこいつをお供に出かけたのだが、ぼくにゲージュツ写真を期待してはいけない。素人はプロの真似なんかすべきではないのだから、あくまでもふだんどおりに自然体でね。

141227_04 
 本日の舞台は春採湖。湖面は氷に覆われて見えるが、まだほんの表面だけ。

 おお、ちゃんと写るではないか。経験上お散歩カメラは400万画素もあればまず足りるから、710万画素なら十分お釣りがくる。等倍で見ても画像がさほど崩れないところは、最新の多画素カメラよりよっぽどマシだと思う。

 ただしこのカメラ、広角側が35ミリからなので仕事用としては使えない。業務用としては、28ミリでも足りない場面が少なくないのである。

 動作にはまったく問題がないことを確認したので、もうカメラのことは忘れて歩くことにしよう……と思ったけれど、やはり液晶モニタの見にくさには閉口した。もうちょっとマシなら忘れられたのだが。

141227_05_2
 湖岸から氷を眺めると、うっすらと水が透けて見える部分がある。完全に結氷するにはあと半月ほどかかるのではないか。

141227_06 
 ふと気づいたのが、道路の端に立ち並ぶ立て札らしきもの。

 告 お上の格別の慈悲をもつて消費税ふたたび増税するにつき汝ら平民よくよく覚悟すべきこと。 釧路代官所

なんてね。

141227_07 
 実はそんな無粋なお触れではなく、短歌や俳句を掲示しているのであった。いつの間に出来たのかはしらないけれど、まことに風流なものである。わが釧路も捨てたものではない。三菱地所を見に行くのも悪くはないが、ぼくならこちらを選ぶね。達筆すぎて半分しか読めないものがあったのはくやしいけどさ(笑)。

 道が滑るので早々に引き上げたけれど、このカメラが散歩用としては現在でも十分通用することは確認できた。このまま寝かせておくのはいかにも惜しいから、友人の某君に進呈することにしよう。

 どうか壊れるまで酷使してほしいものだ。なあに、もしいかれても、たぶんその頃には次のカメラを用意できるさ。

|

« Daily Oregraph: 北埠頭冬景色 | Main | Daily Oregraph: コンパクトデジカメ週間 (2) RICOH CX2編 »

Comments

お久しぶりです。
薄氷堂さんのカメラコレクション懐かしい品です。
タフは確か叩きつけても壊れないとか?

今年は毎週のように春採湖に通っていました。
春採湖の立札?ですが今年の夏に作られました。
私は1/3ほどしか解読できませんでした。
科学館下の通行止めになっていた遊歩道も冬を目前にしてやっと開通しました。

今日は春採湖ではなく薄氷堂さんのご近所?の線路からアザラシ見物をしてきましたが、これからますます道路事情が悪くなりますね。


Posted by: k | December 27, 2014 at 23:14

>kさん

 オリンパスのは本当に頑丈です。現場ではあちこち何度もぶつけましたし、一度だけ落としたこともありますが、びくともしません。

 春採湖畔の道路も完全に開通したんですね。来年はまたウォーキングしようかなと思っています。

 あの立て札(?)ですが、ぼくみたいな男にもすらすら読めるように書いてくださるとありがたいですね。

 え、アザラシですか? 知りませんでした。灯台もと暗し、ですね。

Posted by: 薄氷堂 | December 28, 2014 at 07:24

The comments to this entry are closed.

« Daily Oregraph: 北埠頭冬景色 | Main | Daily Oregraph: コンパクトデジカメ週間 (2) RICOH CX2編 »