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November 06, 2014

Kyotorogy 2014: 奈良へ (1)

 京都滞在中にぼくが路地を離れ、電車に乗って出かけたのは、奈良、大垣、そして大阪である。いわば番外編だが、まずは三友亭さんにお会いした奈良を取り上げることにしたい。

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 9月20日、ぼくの姿は京都駅にあった。電車に乗るわけでもないのになぜわざわざ来たかというと、奈良線の発車時刻を知りたかったからである。

 インターネットが使えないから、時刻表を買うか、直接駅で調べるかの選択を迫られたのだが、この日は市バスの一日乗車券を使ったからバス乗り放題で、当然時刻表よりは安上がりなのであった。

 このたびつくづく思い知らされたのは、アナログの世界では行動力が要求されるということである。インターネットでちょいちょいと調べればいいなどという軟弱な甘えは許されないのだ。

 かくして列車の時刻と乗り場を確認して準備万端あい整い、三友亭さんとお約束した9月23日を迎えたわけである。

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 9月23日。京都駅10番ホームで08時33分発の快速列車を待つ。朝から上天気である。また暑くなりそうだ。

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 ぼくは学生時代に一度だけ奈良市へ行ったことがあり、そのときは近鉄を利用したせいか、なんとなく奈良=近鉄という思い込みがあった。

 三友亭さんが「JR奈良駅でお会いしましょう」と電話でおっしゃったときは一瞬とまどったけれど、考えてみればJRに奈良線のないわけがない。そりゃあ、あるよなあ。

 やがて疑い深い男の眼前に、あたりまえの顔をして快速電車が現れた。

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 祝日の朝だというのに、列車内はずいぶん空いていた。京都から奈良見物に出かけようという人は少ないのだろうか。

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 車窓からの景色はしばらくゴミゴミした家並みがつづき、がっかりするほどつまらなかったけれど、県境に近づくにつれて、次第に風景というに値する眺めが展開しはじめた。

 さきほど開いた地図によれば、写真の川はたぶん木津川ではないかと思うが、ここまで来ればもう奈良市は近い。京都からは約一時間ほどの短い旅である。

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Comments

>アナログの世界では行動力が要求される

確かにそうですよね。ちょっとしたことを調べるにも、ネットの世界から外れちゃうと膨大な作業量が要求されてしまう・・・まあ、以前はそれが当たり前だったわけですが。
そういった意味では自分たちの行動力が以前に比べかなり低下しているのか、それともそれほど行動力が必要なならなくなったということで、日常の作業量が増えてしまっているのか・・・

>京都から奈良見物に出かけようという人は少ないのだろうか
そうでしょうね・・・その逆に奈良から京都に観光に出かける人もそう多くはない・・・仕事の関係で言うと、京都に行く人は結構多いと思いますが・・・

>奈良=近鉄という思い込みがあった。
私も京都に出るときは近鉄を使うことが多いんですけれどね・・・でんしゃの本数から、奈良県内での乗り換えの便利さから言っても近鉄は遙かに優位なんですが、こと京都・奈良間に限れば、ちょいとJRの方が優位です。

Posted by: 三友亭主人 | November 07, 2014 at 07:31

>三友亭さん

 インターネットで楽をして得た情報も、苦労して手に入れた情報も、客観的価値は同じなのだから、無駄な苦労をする必要はありませんよね。しかもいくら苦労したって入手しにくい情報まで簡単に得られるのですから。

 しかし、さはさりながら……という気がするのもたしかです。

> 日常の作業量が増えてしまっているのか・・・

 同感です。いくらでも情報が手に入るわりには、思ったほど楽になってはいないし、実際に仕事がうんとはかどるわけでもなく、むやみに仕事量だけが増えたような気もしますね。

Posted by: 薄氷堂 | November 07, 2014 at 21:04

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