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November 19, 2014

Kyotorogy 2014: 大垣ワンダーランド (1)

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 2014年10月4日、米原行き列車の車窓より撮影。

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 米原で乗り換えて、大垣へ向かう。誇り高い京都人にいわせれば、関ヶ原より東は東えびすの土地だから、ここは昔々の文化的境界線である。

 大垣駅に到着すると、麦穂亭が出迎えてくれた。四十数年ぶりの再会なのだが、久しぶりの挨拶もそこそこに、車を停めてあるから早く乗ってくださいという。のんびり駅舎を撮るひまもあらばこそ、拉致されるように助手席に乗り込み、連行された先は意外な場所であった。

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 麦穂亭のあとについていくと、みるみる気温が下がるのには驚いた。涼しいのである。

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 涼しいのは滝の水の効果であった。これこそ養老の滝。たぶん愚かなる先輩の老いを気づかって連れてきてくれたのであろう。

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 生きているうちに本物の養老の滝を見物できるとは夢にも思わなかった。案内板の説明を読むと、実にありがたい滝である。う~む、若返りの霊水か。

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 年季の入った看板の文句どおり、

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濃尾平野を一望する高級旅館の温泉につかる(麦穂亭撮影。はずかしいから写真のサイズを一回り小さめにしておいた)。VIP 待遇(笑)にはいささかとまどった。

 麦穂亭の話によれば、ここは知る人ぞ知る旅館であって、有名人がしばしばお忍びで訪れるらしい。ふつうならなかなかこの風呂には入れないのだが、こちらの社長さんの特別のはからいで、貸切り状態で入浴させてくださったのだそうな。ぼくとちがって、麦穂亭は地元の名士なのである。

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 昼食は和食のフルコース。

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 地元名産の瓢箪をラベルにあしらった滝ビールを飲みながらいただいたのだが、次々と登場する豪華な料理に満腹し、とうとう全部食べ切れなかったことは、まことに申し訳ないと思う。麦穂亭がせっかく VIP 扱いしてくれたというのに、ぼくはふだんご馳走なれしていないから、結局にせものが馬脚を現したのだ。

 旅館の社長さんにお礼を申し上げて養老の滝をあとにし、よもやま話をしているうちに、おもしろい神社があるから行きましょうと、麦穂亭は神社マニアの心をくすぐるようなことをいう。

 -へえ、そうかい、行こう、行こう。
 
 というわけで、それからふしぎの町大垣のふしぎな神社へと向かったのである。

 次回へつづく。

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Comments

これはこれは結構な御経験をなされましたな。
養老の滝なんて・・・これを飲んだらなん歳まで生きるかわからないっていうじゃあありませんか。これで薄氷堂さんも100歳老人の仲間入り(笑)。
でも、大垣って結構いいところあるんですね。私なんか金がなくって帰郷するときの鈍行夜行(大垣夜行)の始発駅としか知らなかったんですが・・・

Posted by: 三友亭主人 | November 19, 2014 at 21:17

>三友亭さん

 ヨロヨロ歩きながら養老の滝見物。とても百歳は無理ですが、若返りの霊水に縁のある温泉につかったので、予定よりは寿命が延びるかも……

> 大垣って結構いいところあるんですね。

 次回ご紹介する神社には、きっとビックリされますよ。

Posted by: 薄氷堂 | November 19, 2014 at 22:33

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