Kyotorogy 2014: 天神さんの市を歩く
千本中立売バス停(2014年9月25日撮影)。
毎月25日には北野天満宮に市が立つ。ぼくは東寺の市を見物したことはあるけれど、天神さんの市ははじめてである。さほど遠くはないから歩いてもいいのだが、この日は午前中に市バス一日券を使ったので、モトを取るためにバスを利用することにした。
やたら写真を撮ったので収拾がつかないから、いい加減に選んだものを掲載しておこう。どうせブラブラ歩きのパチパチ写真、笑っておつきあいのほどを。
たぶん観光客よりは地元の方のほうが多いのだろうけれど、
続々と見物客がやってくる。
くいもんから小間物、古着、日用品、骨董品など、さまざまの露店がごった煮のように並んでいる。
こちらでは球根などを売っていた。お店のおやじさんとの会話も楽しみのひとつのようだ。
外国人の方の姿も少なくなかったが、京都市内在住者もいることだし、必ずしもすべて観光客とはかぎらない。
こちらは輪投げ。
もちろん金魚すくいもある。
いちいちお店を撮っていてはキリがないから楼門へ向かおう。
露店は門前まで。門内はいつもどおりの天神さんである。
つづいて重要文化財の三光門。贅をきわめた建築である。これほどの規模の神社に祭るからには、道真さんの祟りがよほど怖かったのであろう。
いよいよ社殿。これは国宝である。国宝に向かって銭を投げつけるのは失礼だと気づいたから、この日はお賽銭を控えることにした。
ふたたび楼門をくぐって門外へ。
これは古着なのだろうが、高価そうだからすぐに売れるとはとても思えず、たぶん看板がわりなのであろう。
お牛さまに手を合わせるおじさん。なんでも病気平癒のご利益があり、牛の頭をなでると IQ が上がるらしい。ぼくは……なでなかった。
露店が並ぶのは境内だけではなく、神社の東隣にあたる
御前(おんまえ)通りもごらんのとおり。
着物姿のおねえさんやカップルもみかけた。デートには格好の場所かもしれない。
露店は東門までつづく。この門も重要文化財である。
東門門前。画面右手が御前通りである。
以上駆け足でご紹介したにとどまるが、人混みの苦手な男でも楽しめたのだから、イベント好きの方々にはおすすめである。東寺と天神さんの市には一見の価値があると思う。
これはおまけ。市ではいろんなものを売っているが、「根室」名産のししゃもとは、本場釧路の人間としては聞き捨てならぬ(笑)。しかもこれ、みりん干しであろうか? はじめてこんなものを目にしたぞ。
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