Daily Oregraph: 橋を渡る
とうとう九月である。昨日は幣舞橋を歩いて渡った。18時20分で気温が19度とは、釧路にしては暖かいといえる。季節の変わり目には、去りゆく季節が案外しぶとく抵抗するものだ。
しかし確実に日が短くなってきた。この日の日没は17時57分である。
橋の上には港の夕景を撮影している人々がいた。ここからの景色はなかなか絵になりにくいけれど、日没後の空の色がみごとだったから、撮りたくなる気持ちはよくわかる。
この時間に橋を渡るからには……サンマや肉などを焼きながら、友人と一杯。どこぞのブログで拝見した白州のオンザロックなんぞを味わいつつ、他愛のない会話を楽しんだ。
千鳥足で幣舞橋を渡って帰ると、やけに大きい上弦の月が浮かんでいた。
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Comments
もしその橋が、「明日のジョー」に出てきた「泪橋」だったら渡ることを少々躊躇してしまいますが、こんな結構なものが橋の向こうに待っているならば・・・どうしたって渡ってしまいますよね。
>日没後の空の色がみごとだったから
私の場合、日の出直前の三輪山の上の空の色を撮って見たいのですが・・・でもその色がなかなか再現できないですよね。
Posted by: 三友亭主人 | September 07, 2014 09:22
>三友亭さん
ぼくは一人で飲みに出かけることはないのですが、気の合う相手さえいれば、いそいそと(笑)橋を渡ります。
自然の色はとても再現がむずかしいものです。どうせ再現できないものなら、自分好みの色にしてしまうのもありかなあと思います。
Posted by: 薄氷堂 | September 07, 2014 22:37