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August 16, 2014

Daily Oregraph: 裏庭画報 マメに暮らす

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 今の時期、とにかく虫が多い。近づくと草むらから蛾が飛び出たり、地面には得体の知れぬ微少な虫がたくさん這い回っている。

 サヤエンドウもごらんの有様である。全身ボロボロ。無農薬というのは口でいうほどたやすいものではなく、食糧の安定供給という観点からは、農薬の使用を一概に否定することはできないのではないだろうか。

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 このように瀕死の状態にもかかわらず、毎日確実に実をつけているけなげな姿には感動しないわけにはいかない。

 去年は種をまく時期が遅れたため、虫害によってほとんど収穫できなかったのだが、今年は早めにまいたのがよかったのだろう。虫にやられながらも成長しつづけ、先端のほうはまだ生きているのである。

 来年はこれを教訓にして、5月の初めに、今年の三倍ほど種をまこうと思っている。だんだん欲が出てきたようだ(笑)。

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Comments

植物の生命力には本当に驚かされてしまうものですが、それは私たちに都合の良い植物ばかりに言えることではなく・・・雑草対策に追い回されるようになるのですが・・・

今庭先を見ても、ほんの僅かばかりの庭先の雑草が目について目について・・・・

Posted by: 三友亭主人 | August 17, 2014 09:17

>三友亭さん

 こんな狭い土地でも、雑草はとても取り切れるものではありません。しまいに根負けして、ええい、勝手にしろ……というのが、いまの気分です。

 雑草と害虫が相手では、到底勝ち目はなさそうです。

Posted by: 薄氷堂 | August 18, 2014 07:41

ご無沙汰しています。
>だんだん欲が出てきたようだ
甚く共感しました。
かなりハードな本業があるにもかかわらず、夫婦で始めた家庭菜園に嵌ること2年と数か月。
義父が病に倒れた20年前から荒れ放題だった屋敷周りの畑地は、今や新しい苗を作付する場所に困るほど…
雑草も虫も元気なので、そこそこにお付き合いしています。
無農薬にはなかなかなりませんが、限りなく減農薬でやっています。
サヤエンドウはこちらはもう一ヶ月ほど後に種まきをし、冬越しをさせ、春の味覚でいただいています。

Posted by: 聖母の鏡 | September 03, 2014 01:09

>聖母の鏡さん

 写真のサヤエンドウですが、満身創痍にもかかわらず、今日も四つ(笑)収穫しましたよ。ツルの先端がまだ生きていて、少しずつ伸びているのです。

 それが楽しみで、毎日のように裏庭に行くのですが、残念ながら、もうそろそろ終わりも近いようです。
 

Posted by: 薄氷堂 | September 03, 2014 12:14

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