Daily Oregraph: 船の仕事
まずはレレレのおじさん……ではなく、ハッチカバーを閉める前にこぼれた肥料を掃いているところ。
日本ではみかけないホウキがいい味を出している。ちょいとアジア民芸品風である。
お次は、自分でいうのもなんだが、なかなか画期的な試みである。いや、けっしてホラではない。
これは COD第12版の定義である。リンゴの写真を載せて apple というのは珍しくないけれど、こういうフレーズを言語ではなく写真で定義しようというのだから、まさに日本の英語辞書界に新風を吹き込む(?)試みである。
いかがであろうか。これであなたは 'batten down the hatches' を完全にマスターしたわけだ。忘れるどころか、夢にうなされるかもしれない(笑)。
まあ、そんなことより、働く男の笑顔は実にいいものだ。
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Comments
この柄と穂先が同じほうきは、中国でよく見ます。ベトナムにもありました。
でも、これはかなりお疲れみたいですね。普通はもっとちゃんとしたほうきの形をしています。
http://goo.gl/tVJOIt
Posted by: 中川@やたナビ | August 01, 2014 22:40
3月ごろでしたか・・・広島を旅した時、呉の自衛隊で停泊していた艦船を一生懸命掃除している若い水兵さん(いやいや、若い海上自衛隊員)の姿を見かけましたが・・・実にきびきびした動きで、感心したものでした。
・・・でも、わたしは、やっぱりこんなおじさんの掃除している姿の方が・・・いいですね。
Posted by: 三友亭主人 | August 02, 2014 07:26
>中川@やたナビさん
そういえば中川さんはヴェトナムにはお詳しいのでしたね。
本船の乗組員はヴェトナム人ですが、ホウキは中国製かもしれません。どうして柄がこんなに短いのか、ちょっと不思議に思いました。
中川さんのブログ(やた管ブログ)、ときどき拝見しております。この場で申し上げるのはなんですが、近日中にリンクさせていただきますのでどうかご了承ください。
Posted by: 薄氷堂 | August 02, 2014 19:55
>三友亭さん
船は鉄のかたまり、つまり危険のかたまりですから、水兵さんでなくともキビキビ動かないと怪我をしてしまいます。弁慶の泣き所を出っ張りにぶつけてごらんなさい、涙が出ますから(笑)。
なお写真のホウキを持った船員は、おじさんではなく、案外若いんじゃないかと思いますよ。
Posted by: 薄氷堂 | August 02, 2014 20:01