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April 29, 2014

Daily Oregraph: 散歩再開

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 陽気に誘われて、いつものコースの散歩を再開した。臨港鉄道線路沿いの道である。

 カメラはコンパクトデジカメ。最近はほとんどこれだ。だんだんでかいカメラがいやになってきたのである。弘法は筆を選ばず、といえばカッコいいけれど、本当はなにを使っても下手は下手というあたりまえの事実に気づいただけの話だ。


 おや、いつの間にかフキノトウの丈が伸びているね。今年は植物観察も再開しようか。

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 沖に停泊中の船が見える。5ハッチ5ホールドか、化学肥料でも積んでいるのかな……というのは職業病(笑)。

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 タンポポなんてめずらしくもないけれど、たった一輪というのは存在感がある。

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 知人(しりと)到着。散歩コースといっても、たいした距離じゃない。しかもなにがあるというわけでもないのだが、ちょいと昭和風味の残る通いなれたコースだから、ついふらふらと引き寄せられてしまうのだ。

 釧路版哲学の道といいたいところだが、実は頭の悪いおじさんがトボトボ歩いているだけとは情けない。

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April 27, 2014

Daily Oregraph: 畑がおれを呼んでいる

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 この生存証明写真には……まるで意味はない(笑)。

 23日から二三日ふらりと遊びに出かけたので、ブログをさぼってしまった。といっても、ほとんど写真も撮らず、あちこちぶらぶら歩いたり友人と酒を飲んだり、気分転換にはなったけれど、とても取材旅行とはいいにくい。しかしネタにしないのはもったいないから、いずれほんの何枚か掲載したいと思っている。

 ブログをさぼるくらいだから、お勉強なんかするわけがない。『嵐が丘』はまだ11頁残っている。

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 十勝地方では農作業がはじまっていることだし、ぼくも本をさっさと片づけて畑仕事に取りかからねば……

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April 23, 2014

Daily Oregraph: 港町の春

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 港町岸壁にも春が来た。むき出しのソファに鉄の大釜……あいかわらずシュールな景色である。

 背景にヒースの荒野が広がっていれば、魔女が三人ソファに座り、大釜にヤモリの目玉だのトカゲの足だのをほうり込んで、世にも恐ろしい闇鍋をグツグツ煮ていてもおかしくはない。

 魔女一: わしら三人、こんどはいつ会おう? 雷とどろくとき、それとも雨の中?

 魔女二: 畑の土を起こしたとき、小松菜の種をまいたとき。

 魔女三: そんなら五月の連休前だろう。

 魔女一: して、場所は?

 魔女二: 有楽町で。

 魔女三: 会いましょう。

 なあんだ、女子会の相談をしていたのか。春だなあ。

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 やはり日射しがちがう。鉄の塊にも、冬にはなかったぬくもりが感じられるからだ。

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 カモものんびり浮かんでいる。消費税アップも、放射能垂れ流しも、ウルトラ右翼政権の暴走も、この連中には関係がないからだろうが、このおだやかな表情を見よ。

 憂き世のことをあれこれ考えればめでたさも中くらいだけれど、やはり春はうれしいものだ。少しは浮かれてもバチはあたるまい。

 ぼくも女子会(ウソくさくて、いやなことばだ)にまじりたいけれど……相手が魔女の婆ではなあ(笑)。

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April 20, 2014

Daily Oregraph: 裏庭画報 春の決意

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 先日写真を撮った場所以外にもフクジュソウがまとまって咲いていた。う~む、そろそろだな……

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 何がって? 土を起こすんだよ。といっても、トラクターを入れられるほどの土地ではなく(笑)、鋤鍬の世界である。

   焼くほどの野もなきわれは小百姓
     酒買ふ金はいづくにかある

 金を工面するためにも畑を耕さなくてはならない。ああ、おっくうだなあ。まだ『嵐が丘』は17頁残っているし、今週はいろいろ予定もあることだし、月が変ってからにしよう。

 やるぞ、おれはやる。今年こそきっと小松菜で一山当てるのだ。

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April 16, 2014

Daily Oregraph: 十勝絵日記 4月15日 (2)

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 豊似川河口付近。この川は野塚川よりもずっと河原が広く、とても写真一枚ではおさまらない。まずこれで半分ほどであろうか。

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 上流側。画面左にはだだっ広い河原が展開している。野塚川同様水が澄んでいる。

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 写真を撮ったのはこのレインボー大橋からだが、大橋というだけあってかなりの長さがあり、歩いて渡り切るのをあきらめたほどだ。

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 親柱にはちゃっかりサンタランドの宣伝が……

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 ご参考までに、今回ご紹介したふたつの川の位置を略図に示しておく。楽古川と紋別川もいずれ時間があったら記録しておきたい。

 なお海岸線を走る道道は旭浜で終り、国道336線に戻ることになる。ついでだから旭浜という漁業集落の写真も掲載しておこう。

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 このへんの小さな漁港はどこも似たり寄ったりで、これといった特徴のない、実用一点張りの規格品のような港である。

 ぼくが訪れたときは、とっくに仕事は終っていたらしく、人っ子ひとり見当たらず、あたりは眠ったように静かであった。

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April 15, 2014

Daily Oregraph: 十勝絵日記 4月15日 (1)

 このところどうもものを書くのがおっくうでいけない。小学生の絵日記以下である。

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 野塚川……といってもご存じないだろうが、広尾町から海岸沿いに一里ほど北上したところを流れる川である。地図で見ると小川のようだが、ごらんのとおり、河原の広い堂々たる川だ。

 ここを通るのははじめてなのだが、スコップさんご愛用の道らしい。今日はもう仕事がないので、ちょっと途中下車して写真を撮ったのである。

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 こちらが上流側。

 カメラを持って橋の上をウロウロしていたら、車のクラクションが鳴った。あ、じゃまだったかなと思ったら、なんと昨日仕事をご一緒したスコップさんの車ではないか。ああ、取材しているところを見られてしまった(笑)。

 明日はもうひとつ川をご紹介しよう(いっぺんに写真を掲載したらネタがなくなってしまうからね)。

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April 14, 2014

Daily Oregraph: 十勝絵日記 4月14日

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 本日の生存証明写真は、太平洋へ向ってゆったりと流れる十勝川。いつもならさっさと通り過ぎる橋の上からシャッターを切った。

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 十勝らしい景色である。土を見るのがうれしい季節というのはたしかにあるものだ。

 しかしこれを見て思い出したのが、わが裏庭。そろそろ除草して野菜の種まきの準備をしなくては…… ああ、気が重い(笑)。

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April 11, 2014

Daily Oregraph: 春宵一刻

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 四月十日。春宵というにはまだちと寒いが、路地の雪もすっかり消えた夜の街へ。この前来たのはいつのことか思い出せぬほど足が遠のいていた。学生の本分は勉強だから、当然といえば当然ではあるが……

 さんざん焼酎を飲んだ挙句に、おだてられて音程の外れた歌まで歌ってしまった。かろうじて午前様にはならずにすんだけれど、帰宅したのは夜中近く。まあ、たまにはいいか。

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April 09, 2014

Daily Oregraph: 春なのに

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 久しぶりに散髪。前回は一月の末だから、とにかく髪の伸びるスピードが遅くなった。髪の毛自体がずいぶん細くなったようである。おまけにめっきり白髪も増えてきたし、春なのにさびしい話だなあ。

 -う~む、たしかに髪が減ったねえ。

 -そうでしょう。やっぱり年ですね。

 -だけどハゲていないからいいよ。

 そう床屋さんは慰めてくれたけれど、時間の問題かもしれない(笑)。

 帰り道にちょっと用事があったので駅に寄ったら、春らしいノンビリした光景を目にした。風が冷たくないから、ひなたぼっこできるようになったのである。しかし明日は雪か雨の予報。もう雪は勘弁してほしい。

 『嵐が丘』は残り47頁。今日は鉛製の柩の存在を確認するのに案外手間取ったが、さすがは OED である。いくつかのキーワードで全文検索したら、16世紀の用例に「鉛の柩に入れて埋葬される(be wrapt in lead)」というのを発見し、大いに感心した。

 もっともこんな知識を仕入れたところで一文にもならず、熊手のひとつも買えぬのは悲しいことだ。

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April 05, 2014

Daily Oregraph: 嵐が丘まで何マイル?

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 昨日は一日中大雨だったのに、一夜明ければこのとおり。といってもわかりにくいだろうから……

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 予報では雪は朝の内だけらしいから、雪かきの心配はないけれど、北国の春は一直線にはやって来ないものである。

 『嵐が丘』はファイルの破壊による4日間の遅れを取り戻し、残り67頁となった。これが片づけば、本当の春が来る。

 さて『嵐が丘』から算数の問題をひとつ(第2巻第7章-通算第21章より)。小説を読むにも算数は必要なんですよ(笑)。

 キャシーはいま自宅へ戻るよりも嵐が丘へ行くほうが 2 マイルだけ近い地点にいます。嵐が丘と自宅との間の距離は 4 マイルです。現在の地点から嵐が丘までは何マイルあるでしょうか。

 これは算数で解くよりも連立方程式のほうが楽だろう。現在地点から嵐が丘までを X マイル、自宅までを Y マイルとすれば、X + Y = 4, X = Y - 2 より X = 1、 答は 1 マイルである。

 しかしこのあと本文を読むと、実際にはずっと嵐が丘に近い地点にいたことがわかる(目くじらを立てるほどのことではないけれど)。それにしても……エミリさん、なんでまたこんなややこしい書き方をしたものか、ご存命ならば直接お聞きしたいところだ。

 こんなバカなことばかりしているから、なかなか先へ進まないのである。

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April 02, 2014

Daily Oregraph: 裏庭画報 フクジュソウ

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 やっと雪が融けたので裏庭へ行ってみると、おお、今年もフクジュソウが咲いてくれたか。無事でなによりだった。この様子だと、もう何日も前に開花したらしい。

 フクジュソウのおかげですっかり気分がよくなったけれど、昨日は厄日であった。『嵐が丘』のファイルが開かないではないか! いわゆるファイルが壊れるというやつである。おまけにワープロソフトの動作も不安定だ。

 バックアップはときどき取ってあるから助かったものの、4日分の努力が水泡に帰したことになる。う~む……思わずうなったね(笑)。

 ワープロがまともに動かないのも大問題だから、システムごと取ってあるバックアップファイルをリストアしようとしたら……なんと一ヶ月前に作成したそのファイルの一部も壊れているではないか。

 やむなく昨年8月にバックアップしたファイルを元に復元したはいいが、たまりにたまった Windows Update がくせもので、アップデートファイルのうちひとつに問題があったらしく、時間のかかることといったら、ほとんど拷問である。

 結局パソコンの不調により丸一日を棒に振ってしまった原因はなにか、一杯やりながら考えるに、政治だ、ご政道の乱れのせいにちがいないという結論に達したのだが……え、ちがうって?

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