Daily Oregraph: 春なのに
久しぶりに散髪。前回は一月の末だから、とにかく髪の伸びるスピードが遅くなった。髪の毛自体がずいぶん細くなったようである。おまけにめっきり白髪も増えてきたし、春なのにさびしい話だなあ。
-う~む、たしかに髪が減ったねえ。
-そうでしょう。やっぱり年ですね。
-だけどハゲていないからいいよ。
そう床屋さんは慰めてくれたけれど、時間の問題かもしれない(笑)。
帰り道にちょっと用事があったので駅に寄ったら、春らしいノンビリした光景を目にした。風が冷たくないから、ひなたぼっこできるようになったのである。しかし明日は雪か雨の予報。もう雪は勘弁してほしい。
『嵐が丘』は残り47頁。今日は鉛製の柩の存在を確認するのに案外手間取ったが、さすがは OED である。いくつかのキーワードで全文検索したら、16世紀の用例に「鉛の柩に入れて埋葬される(be wrapt in lead)」というのを発見し、大いに感心した。
もっともこんな知識を仕入れたところで一文にもならず、熊手のひとつも買えぬのは悲しいことだ。
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Comments
こんにちは!
髪の毛が少しずつ変わってきていること、
乙山もよくわかります。白髪が、目立つようになってきたのです。
前髪に来てますので、鏡で見るとどうしても見えてしまいます。
仰るように、乙山の髪も時間の問題かもしれません。
あっという間に時が流れていきます。
Posted by: 只野乙山 | April 10, 2014 13:02
>只野乙山さん
まあ、この年になれば、髪が薄くなろうとハゲようと、一向にかまわないのですが、ここ数年の変りようは信じられないほどです。
髪だけではなく、灰色の脳細胞も死滅しつづけるのかと思えば(笑)、さすがに悲しくなりますね。
Posted by: 薄氷堂 | April 11, 2014 18:30