Daily Oregraph: 散歩再開
陽気に誘われて、いつものコースの散歩を再開した。臨港鉄道線路沿いの道である。
カメラはコンパクトデジカメ。最近はほとんどこれだ。だんだんでかいカメラがいやになってきたのである。弘法は筆を選ばず、といえばカッコいいけれど、本当はなにを使っても下手は下手というあたりまえの事実に気づいただけの話だ。
おや、いつの間にかフキノトウの丈が伸びているね。今年は植物観察も再開しようか。
沖に停泊中の船が見える。5ハッチ5ホールドか、化学肥料でも積んでいるのかな……というのは職業病(笑)。
タンポポなんてめずらしくもないけれど、たった一輪というのは存在感がある。
知人(しりと)到着。散歩コースといっても、たいした距離じゃない。しかもなにがあるというわけでもないのだが、ちょいと昭和風味の残る通いなれたコースだから、ついふらふらと引き寄せられてしまうのだ。
釧路版哲学の道といいたいところだが、実は頭の悪いおじさんがトボトボ歩いているだけとは情けない。
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Comments
臨港鉄道も白黒で写すと何とも言えない味わいがありますね。
お見事です。
ちょっとだけ奮起し、畑おこしをし、苦土石灰だけまいておきました。
寒くても育つコマツナと豆類を次の休みの日にまこうと思っています。
Posted by: k | April 30, 2014 21:23
>Kさん
実は今日あたりからボチボチ畑を……と思っていたのですが、雨降りだったからよしました。
やはり天気のいい日にしたいですよね。
Posted by: 薄氷堂 | May 01, 2014 23:18
こちらも若葉若葉・・・
お散歩にはまたとない季節です。
もうじきササユリも咲くし・・・
けど、その後がたまらない・・・夏ですからね・・・
今のうちに歩いておかなければ・・・
Posted by: 三友亭主人 | May 02, 2014 06:31
線路の中に入れるなんて
文学の一つも生れてきそうな……
東京では、不審者として捕まってしまいます。
臨港ということは、貨物を港に運ぶ線路なんですね。
Posted by: 根岸冬生 | May 02, 2014 11:41
>三友亭さん、根岸冬生さん
お二人ともコメントありがとうございます。
やっと『嵐が丘』の注釈作業が一段落しました。あとは注釈だけをざっと再チェックすれば完了です。
平常どおりの営業再開も近いかな(?)。
>三友亭さん
関西は春がいいですよねえ。出不精な人でさえ、思わずふらふらと外出したくなるような季節ですから。
>根岸冬生さん
写真の線路はおっしゃるとおり、炭鉱から石炭を港頭まで運ぶ路線です。
現在日本ではここだけですから、取材にいらしてはいかが?
Posted by: 薄氷堂 | May 02, 2014 21:00