Daily Oregraph: March on!
というわけで、南埠頭にデモ隊ではなく三月がやってきた。残った氷はたったこれだけ。一週間前とはえらいちがいである。
同じ場所に仕事に来たのも天(ぼくの場合は太陽ね)のはからいであろうから、天命に従って定点撮影した次第。
オンザロックの氷が融けてくるとなんだか悲しくなるけれど、港から氷が消えるのは大歓迎である。
さて港をひとつのグラスと仮定して、港内の水がすべてウィスキーだと考えてみよう。北極海から運んできた小さめの氷山を一、二個浮かべて十二月に飲み始めたとする。飲んでも飲んでも飲み切れるものではない(ああ、想像するだけで胸がわくわくする!)。三月になれば気温が上がり、さしもの大氷塊もこんなみじめな姿になるにちがいない。
そんなアホなことを考えながら、ほらふき男爵は今夜も 700cc 入りのスコッチを、いかにも惜しそうにチビチビやるのであった。それにしても港の水の総量、いったいスコッチ何本分に相当するのであろうか?
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Comments
>港の水の総量、いったいスコッチ何本分・・・
もしそうだったら、こんなにうれしいことはないですなあ。養老の滝ならぬ、養老の港・・・
それだったら、なにも「チビチビ」する必要はなく・・・
飲みたければ、バケツを持って湊に行けばいいだけですから・・・
でもそうなったら、魚たちはどうなるんでしょうかね。
まさかみんな、粕漬けかみりん干しになっちゃたりして・・・
Posted by: 三友亭主人 | March 04, 2014 22:54
>三友亭さん
いやあ、飲みつくせなくて困っています。どうか手伝ってください(笑)。
> まさかみんな、粕漬けかみりん干しになっちゃたりして・・・
スコッチ風奈良漬けですよ。
Posted by: 薄氷堂 | March 04, 2014 23:39