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January 26, 2014

Daily Oregraph: 船の滑り止め

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 この冬初めてまとまった雪が降った。当然雪かきも初めて。大雪でなかったのは幸いである。

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 雪が積もると船のデッキは恐ろしいほどよく滑る。縁起をかつぐ受験生は来ないほうがいいだろう(来るわけがないか……)。

 こういう場合、決められた通路を歩くことになっている。たぶん緑色の滑りにくい塗料を使っているのだろう。しかし靴に雪が付着していれば、やっぱり滑る。どうも船と雪とは相性が悪いようだ。

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 さて緑といえば、昨日のチェックポイントの写真に三色のカード入れが写っていたけれど、その意味がやっとわかった。それぞれの色に対応したパスが入っていて、ぼくに渡されたのは緑。つまり付き添いなしで自由に船内に入れるわけだ。この会社独自の工夫らしい。

 そうか、おれは安全な男なのだなと、ちょいとうれしくなった。

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 今日はついでに滑り止めに関する豆知識をひとつ。

 船の食堂のテーブルには、食器などの落下を防ぐために留め枠が取り付けられている。これを英語で fiddle (第一義はヴァイオリンなどの弦楽器)というが、OED には「fiddleに似たもの」として、「悪天候時にテーブルから物が転落するのを防ぐしかけ」という船員用語集(1867年)の定義が収録されている。

 一見弦楽器に似ているとは思えないのだが、たぶんヴァイオリンの縁が全周に渡ってちょっと出っ張っているところからそういうのだろう。

 まあ、こんな単語を覚えたところで、試験の滑り止めにはならないけどね(笑)。

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Comments

こんにちは!
滑りどめを見ると、おおやはり船なんだな、と思います。
よく映画で見かける、テーブルが傾いてグラスなんかが、
すうっと移動する場面が思い浮かびます。
新日本海フェリーを数回利用しましたが、
さて、食堂のテーブルに滑りどめはあったか?
さすがに思い出すことはできません。

Posted by: 只野乙山 | January 28, 2014 at 09:38

>只野乙山さん

 テーブルクロスをかぶせた上から枠をはめるのが本当なんですけど、写真のテーブルにはクロスが見えませんね。

 うんと揺れたら、ボトルとグラスはしっかりと抱えましょう(笑)。

Posted by: 薄氷堂 | January 28, 2014 at 20:02

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