Daily Oregraph: ひと休み
さすがにスコッチをストレートでやりながらお勉強しているわけではない。グラスの中身はウーロン茶である。一段落したらウィスキーに切り替えるわけだ。
今日でやっと100頁。当面は生存証明写真のみとし、もう少し先へ進んでから平常どおりの営業といたしたい。みなさまのブログにもしばらくは失礼することになりそうだが、事情ご賢察のうえご海容くだされたくお願い申し上げる次第であります。
それにしてもこの冬はまだ一度も雪かきせずにすんでいるのはありがたいことだ。
雪掻くやあきあきしたる機休(はたやすみ) 三田傀儡子
ところで雪女(雪女郎)が新年の季語とは知らなかった。
雪女郎おそろし父の戀恐ろし 中村草田男
なんだかよくわからないが(笑)恐ろしい句である。「父」というのは、ひょっとしたら草田男自身のことをいうのだろうか?
'Let me in!' 白き手窓に雪女郎 薄氷堂
俳句界初(?)、『嵐が丘』を題材にした、日英融合の一句である。
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Comments
お写真いある白馬さんのグラス・・・
普段白馬さんのウイスキーはあんまり買うこともないのですが、その時はこのグラスが欲しくって買ってしまいましたが、すっかりの気に入りになって・・・ずっと愛用しています。
大きさ、形・・・ともに、いいですね。
Posted by: 三友亭主人 | January 13, 2014 09:23
こんにちは!
『嵐が丘』再読、がんばっておられますね!
おっ、ウーロン茶(?)のグラスの後ろには、
スコッチのプリンスが鎮座しているではありませんか。
いいですなあ。
Posted by: 只野乙山 | January 13, 2014 09:34
>三友亭さん
このグラスはほんとうにロックにぴったりですね。グラスがいいと、つい飲みすぎてしまいます(笑)。
Posted by: 薄氷堂 | January 13, 2014 22:34
>只野乙山さん
なにしろ辞書だけが頼りですから、時間をかければわかることもあれば、かけてもわからないこともあり、おれはなんでこんなことをしているんだ? と思うことしばしばです。
重箱の隅をほじくるような読み方をしていると、えらい先生の翻訳にもちらほらとミスのあることに気づきますので、多少のまちがいはゆるしてもらえるかなあ、と自分を慰めながら……今夜も一杯(笑)。
スコッチのプリンスのほうは辞書を引かなくとも十分賞味できるのがうれしいですね。理解できたかな、というころには空になってしまうのが残念ですけど。
Posted by: 薄氷堂 | January 13, 2014 22:49